自分が健康であること

源保堂鍼灸院について(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture

健康・身体に関わる仕事をしている人は健康なの?

源保堂鍼灸院の薬膳部、ご要望に併せて出張薬膳会もしておりますが、この間、早朝薬膳講座をして参りました。
朝食をしながら薬膳のお話し、四季のお話しをするという企画でありました。

私(院長)も撮影要員として参加してきましたが、そこで、参加者の方にこんなことを尋ねられました。

「ところで、先生方は健康なんですか?」・・・・・と。

私は一瞬何を意図してこの問いが発せられたのか理解できなくて、一瞬、間が空いてしまいました・・・(^_^;)

そして一瞬の間の後に、
「え、あ、もちろん健康ですよ~。自分にも鍼をしますし、調子が悪くなっても、早め早めに対処していきますから。普段の食事も季節に合ったものを出してもらっているので、前に比べると元気が安定しているのを実感しています」と私は答えました。

「あああ、そうなんですか。いや、実は、私の周りでも健康関連の仕事をしている友達がいるんですけど、みんなどこか調子悪くて。健康関連の仕事をしている人って、意外と不健康な人が多いように思うので、てっきり先生もそうかと思いまして~。」

参加者の方からこのようなお話しを聞きまして、なるほど、たしかに健康関連の仕事をしている方で、身体を壊してしまった人って多いようにも思います。思えば私の周りにもいます。

しかし、健康・身体に関わる仕事をしている人が不健康だなんて、なんだか説得力に欠けますよね?
“医者の不養生”という言葉がありますように、患者さんのためにがんばらねば!という強い思いから、頑張りすぎてしまう関係者が多いのもあるかと思いますが、それでもやはり、健康・身体に関わる仕事の方には元気であって欲しいものです。

源保堂鍼灸院が本治法を採用している一つの理由

私(院長)は、鍼灸学校に通っている頃から、いくつかの勉強会・研究会に顔を出したりしていました。あるところでは学生会員になったり、あるところでは聴講生として参加し、同じ鍼灸と言っても、こんなに違いがあるんだなぁと、駆け出しながらその違いを肌で感じていました。

勉強会や研究会に参加したときは、積極的にデモンストレーション(実技の供覧)のモデルに手を挙げたりと、その流派のやり方を実際に受けたりもしました。中には勉強会だけではなく、その流派の先生のところに施術を受けにいったことも何度もあります。

そうしているうちに、それぞれの勉強会の雰囲気を感じるようになりました。まだまだその頃は初心者でしたので、それぞれの勉強会の内容までもは、踏み込んで理解することはできませんでしたが、勉強会の空気、参加している先生の雰囲気などは嗅ぎ分けることができるようになっていたのです。

そうこうしているうちに、鍼灸学校を卒業し、無事に鍼灸師になりました。
しかし鍼灸師になったからと言って、それはあくまで“鍼をしてもいいですよ”という免許をいただいたに過ぎず、いきなり一人で立てるわけでもなく、どこかの勉強会・研究会に所属して、自分の師匠を見つけ出さなくてはいけません。

どの先生、どの師匠に付くかはとても難しい選択です。
一日一日が、鍼灸師としての階段を昇っていく大事な積み重ねですから、師匠選びはとても慎重になります。

そこでとても参考になったのが、鍼灸学校の学生だったときに出向いた勉強会・研究会の“雰囲気”だったのです。

その“雰囲気”は、勉強会・研究会に参加する鍼灸師が醸し出すもの。そしてその中心にいる師匠となるべき先生が出しているものが、その会の象徴なのだと思います。

そこで私がその中で大切にした“雰囲気”が、“明るいこと”、“活気があること”でした。
つまりは、この明るさや活気というのは、会員が健康であるということの証でもあると感じたのです。
ある勉強会・研究会では、なんだかどよ~んとした空気が重く漂っており、会員の鍼灸師がとても健康に見えませんでした。
やはりこの仕事をしているからには、「自分が健康でなければ、患者様を健康にすることはできない」、というのが基準にあるのだと思います。

ということで、私はそんな基準で自分の師匠を見つけ、そこで研鑽することになりましたが、会員同士で施術の練習をしたり、時には師匠の施術を受け続けているうちに、ほんとうに健康になったなぁと実感することができました。
小さい頃は体育を休んだりもしていたので、どちらかというと身体はあまり強くない方だと思いますが、そんな私でも、こうしてこの仕事をし、健康とは何か?身体とは何か?ということをお伝えすることができるようになりました。

このような経緯がありましたので、私が源保堂鍼灸院を開業するときは、当然ながらこの本治法のみを施術にするようにしました。
開業する前は、せっかくあんま・指圧・マッサージ師の免許もあるんだし・・・とか、鍼灸だけでは患者様は満足しないから、マッサージも加えようか・・・とか、いろいろ保身を考えるものです。
しかし、私自身がこの施術で元気に過ごさせていただき、元気に仕事をすることができています。逆に余計な施術を加えてしまって、本質から外れてしまう鍼灸師の姿も見てきました。
気力・体力ともに充実しているということは、施術者にとってとても大切なことです。
それを実現できる本治法の恩恵を、何よりもこの私が実感していることが、ブレずにこの施術方法を採用している大きな理由なのであります。

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