鍼についてのQ&A

鍼・灸・東洋医学・源保堂鍼灸院faq (C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院acupuncture clinic Tokyo Japan

鍼についての一般的なQ&A

こちらのQ&Aでは、鍼についてよくあります一般的な質問とその答えをまとめております。
源保堂鍼灸院の鍼の特長についてのQ&Aは、次の段落のQ&Aや、他のページをご参考になさって下さい。

鍼は痛いほど効くのですか?

A.鍼の痛さと効果は全く関係しません。むしろ痛い鍼は交感神経を高めてしまうので、身体を緊張させてしまいます。身体が緊張すると、当然リラックスできませんので、効果は減少すると考えられます。

鍼は痛くないように刺すのが本来の姿です。鍼が生まれた頃の『黄帝内経』という本には、“鍼は、蚊や虻が止まるように(刺されたのが分からないように)刺しましょう。”と記されています。痛いほうのが効果があると思われるようになったのは、電気を流すような現代的な鍼が奨励された時代の名残で、伝統的な本来の鍼灸ではこのような痛ければ効くという考え方はしておりません。
表参道・青山・源保堂鍼灸院では伝統的な鍼灸をしていますので、髪の毛ほどの鍼を使用して、一つのツボを大切にしていきますので、痛い鍼はしません。

鍼は東洋医学ですか?

A.鍼灸も東洋医学です。

“東洋医学”と言いますと、漢方薬だけと思っている方も少なくありません。

しかし、鍼灸もまた東洋医学の一翼を担っています。

そもそも鍼灸の始りは、痛いところに手を当てる“手当て”から始まったといわれています。そこからツボというものが発見され、その後、体の構造などを理解しながら発展していきましたので、その発祥は漢方薬も古いといわれています。

鍼の材質は何ですか?

A.当院の鍼の材質は銀です。

当院で使用している鍼の材質は銀です。
銀は身体になじみやすく、身体の微妙な変化を捉えやすいので、鍼灸治療に適した素材と考えています。
ただし、銀よりもステンレスの鍼の方が効果が出る方もおりますので、ステンレスで作った同型の鍼もご用意しております。

また、鍼にはいくつか種類がありまして、ふつうに使う鍼では好転反応が出すぎてだるくなる方もおりますので、そのためにてい鍼と呼ばれるものもご用意しております。

鍼については、別のコーナーを設けて詳しく説明しておりますので、そちらのページもご参考になさって下さいませ。

当院で使用する鍼灸道具

鍼の起源はどこですか?

古代中国です

鍼の起源は何千年も前の中国と言われており、最初は松葉のような植物で行われていたとも、魚の骨や動物の骨で行われていたとも言われており、その原型らしきものが古代の遺跡から発掘されるようです。また、古代の人が顔や身体にしている刺青の一部は、経絡やツボをと一致しているものも多いようで、有史以前からツボ、鍼、といった概念はあったと考えられています。
確かな資料としては、2000年前に書かれた鍼灸医学の原典の一つである『黄帝内経(こうていだいけい)・素問(そもん)』や、前漢時代の馬王堆漢墓(まおうたいかんぼ)という王族の遺跡から見つかった鍼の治療器具などがあります。『黄帝内経』の中の「異法方宜論(いほうほうぎろん)」という章には、「鍼は気候や風土の関係で中国の南方で発生した」と書いてあります。

より詳しく鍼について知りたい方はこちらから

鍼灸道具 (C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院

源保堂鍼灸院の鍼についてのQ&A

どんな治療方針・治療方法ですか?

東洋医学・鍼灸医学の本来の姿である伝統的な鍼灸をしております。

源保堂鍼灸院では、鍼灸の源流は、その端緒である『黄帝内経』『難経』といった書物の中に在ると考えており、また、その書物に書かれている身体観と治療方法で治療することによって、鍼灸の効果も上がると、これまでの臨床経験からも感じるところです。

そこで、当院の治療方針・治療方法は、脉診・腹診といった伝統的な診察方法を基に病や症状を分析し、使用する鍼も身体になじみやすい銀製の鍼を用い、的確に治療をしていきます。

もちろん身体というものは東洋医学も西洋医学もなく、一つの生命体ですので、東洋医学の足りないところは、西洋医学や現代医学的な知識も加えて身体を考察しております。

【より詳しくはこちらのページも参考に】

鍼は患部(痛いところ・症状のあるところ)に刺しますか?

A.当院では患部には鍼をしません。

表参道・青山・源保堂鍼灸院では、「本治法(ほんちほう)」という伝統的な鍼灸術を施しますが、この本治法は、患部(痛みや症状のあるところ)には直接鍼をしません。症状の根本的な原因を除去し、身体全体の回復力を使って調整していくことが当院の治療の特長ですので、その方針に従って、患部に直接鍼をすることはありません。これまでの臨床経験からみましても、患部に鍼をするよりも、根本的なところを調整する鍼灸治療のほうが治りも早いと感じています。

直接患部に鍼をしてほしい方にとっては、満足度(治療効果ではなく、“治療を受けた~”という実感としての満足度)は低いかもしれませんので、患部に刺す鍼をご希望の方は、他の鍼灸院を探すことをお薦めいたします。

鍼灸(はりきゅう)には即効性はありますか?

鍼灸治療にも即効性があります。

慢性、急性に関わらず、鍼をしたときの身体の変化(お腹が柔らかくなる、肩が楽になる、背中の張りが取れるなど)はその場で出てくることが多くあります。また、昨日、今日できたような急性の浅い病気や症状(ぎっくり腰、寝違えのようなもの)で、患者様に他に悪いところがなく、体力が残っているときは、1~3回の治療で症状もかなり改善され、そのまま症状が出ないこともあります。そういった意味では鍼灸にも即効性があります。
しかし、いずれの場合も必ずしも即効性があるとは言い切れず、治療を施してみて、経過を見ながら症状の緩みを確認するというのが正直なところです。これは、身体というものが全て一様にできているものでもなく、機械でもありませんので、個人差や状況による違いで効果の出方には差があるためです。

急性の病でもこのような差がありますが、慢性的なものになりますと、さらに個人差があり、回復に向かう身体の変化も少しずつ回を重ねながら進むことが多くあります。一回の治療でも症状は楽になりますが、こと症状をすっかり“治す”ということになりますと、回数と期間はかかります。
身体の不調を完全に治していくためには、間隔を空けずに治療を重ねて受けながら治療効果を身体に受け止めていき、体質を向上していく必要があります。また鍼灸治療を継続して受けると同時に、食生活をバランスの良いものにしたり、生活様式を季節に合わせるなど、日常生活の改善もしていただけると効果が出やすくなりますので、鍼灸治療を受けながら、そちらの改善もしていただきたく思います。
臨床的に考える治療回数・頻度の目安を記しておきましたので、参考にしてください。

《治療の目安》
【症状が慢性的な場合】
期間  長期
頻度  週1~2回
慢性的な疾患や症状は、疾患ができるまで時間がかかっており、場合によっては内臓の疲労や内臓の不調和から来ていることも少なくありません。この場合は、自己治癒力と病への抵抗力が下がりきっていることが多いため、治療間隔を週2回~週1回ほどにすると効果的です。その後治療経過を見ながら、症状が改善されていくのを診て、治療間隔を空けるようにしていきます。治療期間は長期になります。
【症状が急性期の場合】
期間  短期
頻度  治療の最初は間をあけずに続けて治療すると効果的です。
ぎっくり腰や寝違いなど、症状が出てまだ間もない急性期のものは、病が深く入っていないので、症状が改善されるのも早いのですが、症状が改善されるまで間を空けず毎日、または一日おきなどの間隔で治療を受けると効果的です。
治療期間は短期になります。ぎっくり腰などは1~数回で治ることも多いです。
【体質改善・体力向上の場合】
期間  長期
頻度  週に1回または2週に1回など
治療をはじめたときの体力、体質にもよりますが、週一回から二週に一回くらいのペースで、長い目で見ながらの受診をお勧めします。体質改善には、季節の巡りも関係してきますので、四季の変化などを診ながら調整していくため、治療期間は長期になります。
【予防・未病治療・健康維持の場合】
期間  特に問わず
頻度  月2回~月1回
特に強い症状はないけれども、身体の調子を高めておきたい、日頃の身体の疲れを取りたいなど、普段の健康管理として鍼灸を活用する場合は、月2回~月1回のペースでの受診をお勧めいたします。もしこのペースで症状が改善されない場合や、仕事が立て込んで急に疲れがたまった場合などは、このペースに回数を増やしていくと効果的だと思います。
【スポーツや運動をしている場合】
期間  特に問わず、定期的に
頻度  月2回~月1回、試合前など
鍼灸治療を受けておりますと、身体のコンディションが高くなり、身体の柔軟性も高まりますので、怪我をしにくくなります。また、試合や本番の前などに治療を受けておきますと、当日のパフォーマンスが高くなることが多くあります。スポーツや、運動をしている方で、結果を出したい方、コンスタントに活躍したい方などには、症状がなくても定期的に治療を受けておくことをお薦めいたします。
【小児鍼の場合】
期間  短期のことが多いですが、症状によって様々
頻度  週1~3回
小児の身体、特に赤ちゃんの身体は体格も小さいため、治療時間は5分程度と短くなります。このような短時間の治療を一週間に何度も受けることが効果的です。何度も来院できない場合でも、できたら最低でも週一回の間隔で治療を受けていただけますと、効果はでやすいです。治療期間は短期、長期、症状によって変わります。

※ いずれの場合も、病気の症状、身体の状態によって治療頻度・治療回数は異なりますので、まずは受診をしてご相談ください。

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