
受け継がれる智慧の集積
鍼灸は中国発祥の伝統医療。源保堂鍼灸院はその源流を大切にしています。
日本は何でも多様化していく文化的な特徴があります。遣唐使の頃に入ってきた鍼灸も、日本の独自の文化と交流しながらさまざまな流派が誕生しました。源保堂鍼灸院はその源流を大事にしながら、プラスαで伝統を前進させていますj。
源保堂鍼灸院の鍼灸
本治法(十二正経と奇経八脈)について

身体の不調はどういうことか?
東洋医学・中医学では、体全身をエネルギーが巡っていると考えます。
このエネルギーのことを“気”といいます。喩えていいますと、“気”とは、家電などの電気製品に流れる電気のようなイメージです。家電、パソコン、車など、電気によって制御されているものは多いですが、どの製品の中には複雑な配線が組まれていて、電源を立ち上げると瞬時に電気が通って動作が始まります。もしここで動作が始まらないと、“故障”ということになります。
どこかの配線が切れているとか、どこかの部品が壊れてしまっているということになりますし、はたまた電池切れということもあるでしょう。
こういったときは修理に出すか、電池を入れ換えるなどが必要です。体も同じように、何か不調があると言うことは、“気”というエネルギーがうまく巡っていないということなのです。
その原因にはいろいろとありますが、一つには、体の中の配線が上手くつながっていないということが考えられます。そこで、何か動作に不具合があるときは、体も修理に出さなくてはいけません。源保堂鍼灸院が採用している本治法は、「十二正経」の本治法と、「奇経八脈」の本治法を合わせたものです。身体を巡る経絡には、大きく「十二正経」と「奇経八脈」という二つのルートがあります。この「十二正経」と「奇経八脈」は、河と池に喩えられ、河の水が溢れそうになると、その分を池に流し込み、河の水がなくなりそうになると池から水を河に放流するといった関係で、「十二正経」と「奇経八脈」は、どちらもお互いを助け合う関係にあります。そこで源保堂鍼灸院では、この主な流れである「十二正経」と「奇経八脈」に注目し、この二つのバランスをしっかり調える施術を採用しています。経絡のバランスは、イコール身体や心のバランスにつながります。源保堂鍼灸院では、「十二正経」と「奇経八脈」の二つの経絡のバランスを調えることで、身体と心を取り戻していきます。
ご注意点
以上の概要は、これまでの治療実績や、患者様からのご感想などを基にまとめておりますが、効果の出方や治癒までの期間、また効果があるかないかなどは個人差もあることをご了承ください。期間や効果の目安もまとめたページがありますので、そちらを併せてご覧になってください。
こちらは源保堂鍼灸院のサイトですので、当然ながら当院の鍼灸治療の特長を挙げておりますが、他の鍼灸院との優劣を書いたものではないことをご了承ください。
当院の鍼灸が、患者様の好みも含めて不向きな方もおりますので、そのときは他の鍼灸院をあたってみてください。