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このページでは、源保堂鍼灸院の鍼療メニューについて書いています。一般的なイメージとして、鍼灸やマッサージは、「40分○○円」といった時間別のメニューや、「肩こりコース」「腰痛コース」などの部位別のコースがあるのでは?と思われるかもしれません。しかし、源保堂鍼灸院には、「本治法」という一つのメニューしかありません。ここでは、どうしてそういったメニュー設定をしているのかを解説しています。
Nothing is more important than health
源保堂鍼灸院は、みなさまの身体の相談にのります
東洋医学・中医学には「心身一如」という考えがあります。これは、身体と心を一つとして捉えていこうという身体観です。体は部位が独立しているのではなく、すべてが有機的につながっています。
このつながりを大切にして身体を観ていきます。

東洋医学らしい鍼灸鍼療を採用

古来からつづく鍼灸鍼療を
鍼灸には、大きく分けて「現代系」と「古典系」という二つの大きな系統があります。
「現代系」は、“現代”という言葉の通り、身体の見立てを現代医学を基本にしています。例えばぎっくり腰ですと、痛いのは腰であり、そこから腰の筋肉、椎間板はどうだろうかといったように、痛いところや患部を中心に観ていき、そしてそこに直接鍼をしていくことになります。
一方、源保堂鍼灸院がおこなっている鍼灸鍼療は「古典系」に入ります。
「古典系」は、『黄帝内経』といった東洋医学が生まれた古医書(古典)に基づいたものです。伝統的な手法を中心に身体を考察し、鍼灸鍼療も、痛いところに直接鍼をするのではなく、身体の根本を建て直すようなツボを使用することが多くなります。そのため、痛いところに鍼をしないことも多いということが生じます。
このお話は、現代系と古典系のどちらが優れているかというお話しではありません。
現代系も古典系でも、それぞれに特徴があり、それぞれに長所も短所もあります。また、いずれの系統に属するにせよ、どの鍼灸師も、どの鍼灸院も、皆様のご健康のために日々精進しておりますので、どちらを選択しても、それ相応の効果を得ることができると思います。よって、現代系の鍼灸を選ぶか、古典系の鍼灸を選ぶのか、そこは心配することではありません。
ただ、どの鍼灸院を選んでいいのかわからないなかで、患者様の好みも含めて、どういった鍼灸があるのか、そういった知識として知っていただけたらと思って記しております。
温故知新の鍼灸

時間は貴重です、無駄にはできません
源保堂鍼灸院は古典系の流れにありますが、かといって現代医学の視点をないがしろにしているわけではありません。現代医学の知識もしっかりと把握し、それも応用しながら、古典系の鍼灸に現代医学の知識も活用しております。
「温故知新」という言葉がありますが、源保堂鍼灸院では、まさにこの言葉の通り、“古典”という故きを温ねて、新しき“現代医学”を知る視点を大切にしています。
当院ご利用にあたってのご注意
鍼灸鍼療の結果は個人差があり、身体の状況や病気の重さなどによっては、患者様が望む結果が出ないこともありますことをご承知下さい。また、回数や頻度についても、改善までには個人差がかなりあります。そこで、「何回で治るか?」ということにこだわる方は、そもそも鍼灸鍼療には向いてないと思いますので、西洋医学・病院での診察、施術をお勧めいたします。「回数や頻度」の目安のページもありますので、そちらもご参考になさって下さい。
当然ながら、当院の鍼灸が不向きな方もおります。当院の鍼灸鍼療方針やコンセプトと合わない方を掲載しているぺーじもありますので、当院の受鍼前のご参考になさって下さい。
「私はもっと時間をかけてほしい!」「たくさん鍼をしてほしい!」という方もいるかもしれません。しかし、源保堂鍼灸院では、そういったご要望にはお応えできませんので、他の鍼灸院を当たってみて下さい。
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