源保堂鍼灸院の鍼灸・本治法(十二正経と奇経八脈)について
身体の不調はどういうことか?
東洋医学・中医学では、体全身をエネルギーが巡っていると考えます。
このエネルギーのことを“気”といいます。
喩えていいますと、“気”とは、家電などの電気製品に流れる電気のようなイメージです。
家電、パソコン、車など、電気によって制御されているものは多いですが、どの製品の中には複雑な配線が組まれていて、電源を立ち上げると瞬時に電気が通って動作が始まります。
もしここで動作が始まらないと、“故障”ということになります。
どこかの配線が切れているとか、どこかの部品が壊れてしまっているということになりますし、はたまた電池切れということもあるでしょう。
こういったときは修理に出すか、電池を入れ換えるなどが必要です。
体も同じように、何か不調があると言うことは、“気”というエネルギーがうまく巡っていないということなのです。
その原因にはいろいろとありますが、一つには、体の中の配線が上手くつながっていないということが考えられます。
そこで、何か動作に不具合があるときは、体も修理に出さなくてはいけません。
源保堂鍼灸院が採用している本治法は、「十二正経」の本治法と、「奇経八脈」の本治法を合わせたものです。
身体を巡る経絡には、大きく「十二正経」と「奇経八脈」という二つのルートがあります。
この「十二正経」と「奇経八脈」は、河と池に喩えられ、河の水が溢れそうになると、その分を池に流し込み、河の水がなくなりそうになると池から水を河に放流するといった関係で、「十二正経」と「奇経八脈」は、どちらもお互いを助け合う関係にあります。
そこで源保堂鍼灸院では、この主な流れである「十二正経」と「奇経八脈」に注目し、この二つのバランスをしっかり調える施術を採用しています。
経絡のバランスは、イコール身体や心のバランスにつながります。
源保堂鍼灸院では、「十二正経」と「奇経八脈」の二つの経絡のバランスを調えることで、身体と心を取り戻していきます。
※ 当然ながら、当院の鍼灸治療が不向きな方もおります。
※ また、結果の出方(回数や頻度)には個人差があり、場合によっては患者様が望む結果が出ないこともありますことをご承知下さい。
※ 以下のページに当院の鍼灸治療が合わない方を掲載しましたので、当院の受診前のご参考になさって下さい。