東洋医学・中医学の身体観
東洋医学・中医学の根本にあるのが経絡学説。これは、臓腑はすべてつながっているというものです。そしてそのつながりである経絡を調整することによって、全てが調和していくというのも、また当然のこと。これが源保堂鍼灸院が施術する本治法の基本にあります。
整体観念という
東洋医学・中医学の身体観が身体と心を救います
身体と心は全体で一つです。逆に言えば、どんな症状や状態に対しても全体を調整することが不可欠であり、必要十分なものになります。源保堂鍼灸院ではあらゆる症状に対して全体からアプローチしてまいります。
早め早めに未病のうちに
未病のうちに防ぐ
未病先防
病気ではないけれど、かと言って健康でもない・・・。病院で数値は正常だけど、なぜか不調が続いている・・・。このような健康と病気の間にある状態を「未病」と言います。東洋医学・中医学では、古来から未病のうちに改善するようにしましょうと述べています。病気になってからはでは手遅れではいけませんよね。病気になってから健康のありがたさに気づくのでは人生がもったない。自分の身体が未病の段階にあるときは、圧倒的に東洋医学・中医学が良いと考えます。どんな状況でも、身体や心を改善する手法がありますので、どうかお気軽にご相談ください。
鍼についての一考察
鍼灸というと、未だにおまじないか過去の遺物のように思っている方も多いようです。しかし、そもそも鍼灸免許は国家試験ですので、国が認めた代替療法ですから、決しておまじないのような部類のものではありません。さらに目を世界に転じてみると、鍼灸は世界各国で研究されており、代替療法の中では最も論文数が多いものになっています。また鍼灸はWHOも認めている代替医療です。
世界で利用されている鍼灸
WHOやNIHでも認められる鍼灸
公的機関でも研究が進む
1979年北京で行われた「鍼灸に関するWHO地域間セミナー」において、鍼治療が有効と主張された疾患群の暫定リストが作成されました。このセミナーで合意が得られた疾患数は30疾患でしたが、その後48疾患にまで広げられました。また1997年、国立保健研究所(NIH)では「鍼治療に関する合意のためのパネル会議(Consensus Panel)」を開催され、鍼の有効性や安全性、研究方法などが合意されました。これに拠れば、成人の術後および化学療法による嘔き気・嘔吐、歯科の術後痛、妊娠悪阻(つわり)の3疾患には「鍼治療が有望である」とされ、薬物中毒・脳卒中後のリハビリテーション・頭痛・月経痛・テニス肘・線維性筋痛症・筋筋膜痛・変形性関節症・腰痛・手根管症候群・喘息の11疾患については「補助療法として有用、または包括的患者管理計画に含める可能性がある」とされている。
鍼についての一考察
上に述べたように、WHOでは50近い鍼灸の適応症が挙げられています。これらの適応症はやや雑多で誤解を招くところもありますので、源保堂鍼灸院のサイトでは挙げておりません(WHO,鍼灸で検索すると多数のサイトが出てきます)が、これは多くの疾患で鍼灸が利用される価値があるという証拠ではないでしょうか。鍼灸は鍼があれば施術ができるので、とてもシンプルで医療経済的にもコストが良いため、これから公的機関での研究が進むことで、世界の様々な地域で鍼灸が利用されるのではと期待されています。
今抱えている症状を全てお話し下さい
体と心の調子をオールラウンドで
全ての症状を対象にする
体と心、これは全体として一つのネットワークを形成しているものです。どこか一つに不調があっても、それは全体に悪い影響を与えてしまいます。もしかしたら、今あなたが抱えている不調は、不調を感じているそこの部位だけに問題があるとは限りません。“身体、心は全体で一つである”という視点を持つことで、それを解消することができます。そこで、体や心の不調を観ていくためには、あまりに専門になりすぎてしまってはダメなことが多々あります。こういった視点から、私たち源保堂鍼灸院は、不妊症専門鍼灸とか、スポーツ鍼灸、美容鍼灸といった専門をつくらずに、オールラウンドな姿勢で皆様の心と体のお悩みに耳を傾けてまいります。
たくさんの症状があって、体力が弱っている場合は、薄皮を剥がすかのように、少しずつ変化していき、気がついたら色々とあった症状が無くなっていた、そんな感じで身体と心がリセットされていきます。
TEL. 03-3401-8125
場所 渋谷区神宮前4-17-3 アークアトリウム101
最寄 表参道駅・明治神宮前駅・原宿駅