東洋医学・中医学の身体観
東洋医学・中医学の根本にあるのが経絡学説。これは、臓腑はすべてつながっているというものです。そしてそのつながりである経絡を調整することによって、全てが調和していくというのも、また当然のこと。これが源保堂鍼灸院が施術する本治法の基本にあります。
整体観念という
東洋医学・中医学の身体観が身体と心を救います
身体と心は全体で一つです。逆に言えば、どんな症状や状態に対しても全体を調整することが不可欠であり、必要十分なものになります。源保堂鍼灸院ではあらゆる症状に対して全体からアプローチしてまいります。
世界で最も研究が多い代替療法
日本国が認めている代替療法
世界で研究される鍼灸
世の中には鍼灸のほかに、按摩マッサージ指圧やカイロプラクティックなどさまざまな代替療法があります。それぞれに基礎的な研究も進められていますが、最も研究が進められているのが鍼灸と言われています。鍼灸は、もともと盛んな本家の中国や、隣国の韓国、そして日本だけではなく、欧米やアジア諸国といった世界各国に拡がりを見せています。各国それぞれに制度や位置づけが異なりますが、各国の事情に合わせて発展をしています。このような世界的な拡がりとともに、鍼灸の基礎的な研究も少しずつ発展しているところです。
鍼についての一考察
鍼灸というと、未だにおまじないか過去の遺物のように思っている方も多いようです。しかし、そもそも鍼灸免許は国家試験ですので、国が認めた代替療法ですから、決しておまじないのような部類のものではありません。さらに目を世界に転じてみると、鍼灸は世界各国で研究されており、代替療法の中では最も論文数が多いものになっています。また鍼灸はWHO(世界保健機関)やNIH(国立保健研究所)も認めている代替医療です。
世界で利用されている鍼灸
WHOやNIHでも認められる鍼灸
公的機関でも研究が進む
1979年北京で行われた「鍼灸に関するWHO地域間セミナー」において、鍼治療が有効と主張された疾患群の暫定リストが作成されました。このセミナーで合意が得られた疾患数は30疾患でしたが、その後48疾患にまで広げられました。また1997年、国立保健研究所(NIH)では「鍼治療に関する合意のためのパネル会議(Consensus Panel)」を開催され、鍼の有効性や安全性、研究方法などが合意されました。これに拠れば、成人の術後および化学療法による嘔き気・嘔吐、歯科の術後痛、妊娠悪阻(つわり)の3疾患には「鍼治療が有望である」とされ、薬物中毒・脳卒中後のリハビリテーション・頭痛・月経痛・テニス肘・線維性筋痛症・筋筋膜痛・変形性関節症・腰痛・手根管症候群・喘息の11疾患については「補助療法として有用、または包括的患者管理計画に含める可能性がある」とされている。
鍼についての一考察
上に述べたように、WHOでは50近い鍼灸の適応症が挙げられています。これらの適応症はやや雑多で誤解を招くところもありますので、源保堂鍼灸院のサイトでは挙げておりません(WHO,鍼灸で検索すると多数のサイトが出てきます)が、これは多くの疾患で鍼灸が利用される価値があるという証拠ではないでしょうか。鍼灸は鍼があれば施術ができるので、とてもシンプルで医療経済的にもコストが良いため、これから公的機関での研究が進むことで、世界の様々な地域で鍼灸が利用されるのではと期待されています。
TEL. 03-3401-8125
場所 渋谷区神宮前4-17-3 アークアトリウム101
最寄 表参道駅・明治神宮前駅・原宿駅