3.短時間で全身の調整ができます

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時間をかけるのがいいことなの?

経絡は約15分で一周するということを大切にしています。

鍼やお灸をする場所は、ツボです。そのツボは経絡という気血を運ぶルートの上にあり、頭から足先まで体中に張り巡らされています。この経絡は、約15分で一周すると考えられておりますので、短時間で鍼灸施術を完了する必要があります。時間をかければよい鍼灸施術ができるというわけではありません。経絡のめぐる時間をしっかり管理することによってよい施術となるよう目指しております

東洋医学のエッセンスを凝縮した30分

短時間だからこそできること


源保堂鍼灸院で使用している鍼(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院

気の巡りは15分

 源保堂鍼灸院では、30分以上かかる鍼灸鍼療は身体への負担が大きく疲れるだけになってしまうことが多いと考えておりますので、鍼療時間はお一人30分となっております。これは、気という体のエネルギーが全身を15分で巡ることを根拠にしています。
 また、鍼灸鍼療に無駄に時間をかけると、その効果が散漫になってしまうため、本当に効かせたい根幹の経絡を動かすことに努めています。そしてそれだけではなく、過剰な鍼療(鍼療時間が長くなったり、使うツボが多くなる)はかえって症状を悪化させてしまうこともあるため、このように施術時間は厳密にしております。

鍼灸の施術時間の一考察
鍼灸院のメニューを見ますと、30分、60分、90分など、時間別でメニューを構成しているところもあります。それに対して源保堂鍼灸院は、異を唱えるつもりはありません。あくまで、源保堂鍼灸院では、気の巡りが15分で全身を一周することを考えて、30分以内でまとめるようにしています。他の鍼灸院の考え方も伺って比較してみるのもいいかもしれません。

時間の節約というメリット

時間は貴重です、無駄にはできません


源保堂鍼灸院で使用している鍼(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院

気の巡りは15分

源保堂鍼灸院の施術は、「十二正経と奇経八脈の本治法」ですが、これは、身体全体の調整をしながら、症状のあるところを改善するものです。
 しかし、全身に鍼を刺すわけではなく、本当に必要なところに鍼をし、つぶを貼り、お灸をしていくのみですので、所要時間は30分(初診は問診や鍼の説明などをしていきますので、1時間となります)となります。
 この30分間で、全身の調整を行っていきます。
 現代社会にとって、時間はとても貴重です。
 たとえ鍼灸鍼療が体によく、体と心のメンテナンスのためといっても、そこに1時間や1時間半など費やすことはななかな難しいのではないでしょうか。
 源保堂鍼灸院の鍼灸鍼療は30分です。
 しかもそれで十分な全身の調整ができます。
 体と心の調整を短時間で行え、かつ自分の貴重な時間も有効活用できるというのは、この現代社会においてはとても価値のあるものではないかと考えています。
 正直なところ、源保堂鍼灸院の鍼灸鍼療は、30分の鍼療が短いと思われる方には不人気です。なので、この時点で当院の方針と会わない方は、他の鍼灸院を探されるとよろしいかと思われます。
 現在通われている方の多くは、30分で全身の調整が終わり、短時間で体と心が元気になっていくという、凝縮された30分に価値を見出さされております。

鍼灸の施術時間の一考察
電車には特急や各駅停車など、同じ路線でもいくつか種類があります。新幹線は特急なわけですが、速いことに価値があります。源保堂鍼灸院では、鍼灸施術も速いほうが体に負担をかけず、凝縮した鍼灸ができると考えております。

全身・根本的なところへのアプローチ

どうして30分でいいのでしょうか?


源保堂鍼灸院で使用している鍼(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院

五臓六腑のバランスを整える

 東洋医学では、身体の中にある臓器のことを“臓腑(ぞうふ)”と称します。
 この臓腑は五臓と六腑(五臓「肝・心・脾・肺・腎」・六腑「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」)に分類され、そしてそれらは五行思想に基づいて、五行に配当されています。
 この身体内部にある臓腑の五行のバランスを整えることが、東洋医学の「全身鍼灸」ということになります。

鍼灸の施術方法の一考察
体と心は一つのもの。これを心身一如といいます。東洋医学では五臓六腑がすべてつながっていてこそそれぞれが力を発揮できるとしていますので、30分という短めな鍼灸施術時間ですが、その効果は全身にくまなく波及するものと考えます。

木の幹と枝葉の関係

根っこと幹が丈夫であること


源保堂鍼灸院で使用している鍼(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院

根っこを大切にする鍼灸

私たちの体を木に喩えますと、身体全体は木の幹・根本であり、患部や症状が現れる身体の各部位は木の枝葉に相当します。この喩えからも分かると思いますが、身体の健康を保つには、枝葉の調整ではなく、幹をしっかり育てることが大切になります。 身体全体を見つめる東洋医学・鍼灸鍼療は、まさにこの幹を育てる根本にあぷろーちすることになります。特に源保堂鍼灸院が採用している鍼灸の方法は、根本を整えることに重点を置いています。もちろん痛いところ、症状のある患部を改善していくことが大切ですから、枝葉を無視するわけではありません。枝葉を含めた全体、全体のなかの部分である枝葉として木全体を診ていきます。症状を改善することだけが目標ではなく、同時に体質改善、体力の向上といったことが目標であり、それを可能にするのが東洋医学・中医学らしい鍼灸鍼療ということになります。肩こり、腰痛、生理痛、頭痛などの具体的な症状も、その部分が病んでいるだけではなく、原因は内臓のバランスの崩れからきていることも少なくありません。そういった症状に対しては、単にツボを刺すだけの簡便な症状治療ではなく、根本的な解決をはかることが大切で、そこに鍼灸師という仕事師としての役割、価値があると考えています。

鍼灸の施術方法の一考察
源保堂鍼灸院の鍼灸術は、一般的には「本治法」と呼ばれます。この「本」とは、樹木の根っこや幹のことを指します。枝葉のことを「標」といいます。もちろん植木のように枝葉の剪定をするようことがあるように、「標」の部分も考慮をしてまいります。ただ、それよりも何よりも大事なのが、「本」ということで、源保堂鍼灸院では「本」へのアプローチである「本治法」にこだわり続けています。

 ご注意点

 以上の概要は、これまでの治療実績や、患者様からのご感想などを基にまとめておりますが、効果の出方や治癒までの期間、また効果があるかないかなどは個人差もあることをご了承ください。期間や効果の目安もまとめたページがありますので、そちらを併せてご覧になってください。
 こちらは源保堂鍼灸院のサイトですので、当然ながら当院の鍼灸治療の特長を挙げておりますが、他の鍼灸院との優劣を書いたものではないことをご了承ください。
 当院の鍼灸が、患者様の好みも含めて不向きな方もおりますので、そのときは他の鍼灸院をあたってみてください。

(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

TEL. 03-3401-8125
場所 渋谷区神宮前4-17-3 アークアトリウム101
最寄 表参道駅・明治神宮前駅・原宿駅

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