特長6.未病の施術・予防の施術

“未だ病まざるを治す”(未病施術)

大きな病気になる前に、未病のうちに鍼灸を

類経(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院acupuncture clinic in tokyo鍼灸医学の最も古い原典である『黄帝内経(こうていだいけい)』には、「是故聖人不治已病治未病、不治已乱治未乱、此之謂也」(是レ故ニ聖人ハ已病を治サズシテ未病ヲ治ス、已乱ヲ治サズシテ、未乱ヲ治ストハ此ヲ謂ナリ)と記されています。これは、「既に発症した病気を治すのではなく、発症する前の病気の種を未然に治すことが聖人のこころがけである」という意味です。
これは鍼灸医学・東洋医学の根幹を成す考えで、病気ではないが健康でもない、という半健康・半病気の境界のときに治療をする、または前もって体質を向上することで病気になりにくい身体作りを心がけることこそが、一番の治療になるということを記したものです。

予防として活用する鍼灸

鍼灸治療の優れた点は、身体全身の調整をすることができるため、病を未然に防いだり、病がまだ浅いうちに、病や症状を治しながら、病気にかかりにくい体質に変えていくことができるところにあります。
昨今「予防」の重要性がようやく西洋医学でも叫ばれるようになりましたが、既に古の時代より、東洋医学・鍼灸医療の原典には「未病治療」の概念があり、これは単なる予防医学ではなく、より積極的な予防を示しております。この予防を含む未病治療は、病の成り立ちをつぶさに観察し、身体全体を観察してきた生きた医療の積み上げによります。体質改善・体質向上を念頭に置いた未病治療は、今の時代にこそ求められる健康観、医療観であります。

意外に広い未病・予防の範囲

予防・未病・病気 鍼灸がカバーする範囲(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Genpoudou Acupuncture Clinic Tokyo

普段私たちが生活をしていて、本当に病院の治療や薬が必要なときは、上図のように、すでに病気になっているときになります。

しかし、上図を見ていただければ分るように、私たちの体は、全くどこも悪くない健康な状態と、病気ではないけど健康でもない、健康でもないけど病気でもないという未病というグレーゾーンにあることが多いです。
このような健康や未病の段階で病院に行っても、そこで行われる検査結果は正常ですので、何も処方されることもなく、それでも症状があると訴えると、うつ病などの精神疾患に分類されてしまいます。

一方の東洋医学は、体のバランスを見ていくものなので、未病の段階でも施術をすることができ、一定の効果を上げることができます。

そういう意味では、東洋医学が、皆様の人生にお役に立てる範囲はとても広いと考えます。

東洋医学には、漢方薬、鍼灸、薬膳と言ったいくつかの人生を豊かにする術があります。
予防、未病の段階でお困りになっている方には、代替療法の中でも、歴史がある東洋医学をお薦めいたします。

 

※ 鍼灸施術の効果は、症状の軽重、体力の有無などにより個人差があります。
※ 東洋医学には、可能性もあれば限界もあります。可能性のある鍼灸と言えども、症状や患者様によっては効果が出ない(出にくい)こともあります。
※ これまでの施術経験や、患者様からの声を反映して当サイトは構成されておりますが、医療全般に言えるように、全ての方に同様の効果が出るとは限らないことをご了承ください。

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