緊急事態宣言下の受鍼ガイドライン(5月13日まで)
緊急事態宣言への対応
2020年5月8日に、この「緊急事態宣言下の受鍼ガイドライン」を改訂いたしました。
5月7日以降のポイント
4月6日から始まった緊急事態宣言ですが、先日の安倍首相の会見によってさらなる1ヶ月の延長となりました。
予想していたこととはいえ、また一ヶ月は長い・・・というのが正直なところではないでしょうか。
しかし、今回の延長はすこし光が射すものではなかったかなとも思います。
というのは、4月6日からの外出自粛はある程度の効果があったということで、今後は適宜見直しながら、地域によっては解除していく方針となったからであります。
また、レムデシビルやアビガンなどの有力な薬も承認されてきていることも、希望の持てるところとなっています。
しかしその一方で、専門家会議は、第二波、第三波を警戒しながら生活することは避けられないと、「新しい生活様式」を提案することとなり、しばらくの間はこの制約の中で生活することを余儀なくされます。
ウイルスとの共存・共生
しばらくの間は、コロナの感染拡大は避けなければならない、しかし普通の活動もはじめなくてはいけない、そういうジレンマの中で生きていくことになります。
つまりは、“ウイルスがそばにいる”という前提で生きていくことが求められるようになりました。これは、人間とウイルスとの共存・共生であります。
ウイルスとの共存・共生のために、東洋医学(鍼灸・漢方薬・薬膳)ができることはたくさんあると考えます。
鍼灸の患者様へのお願い
鍼灸・薬店は、ライフラインです。
医療機関として認められています。
新型コロナウイルスCOVID-19下でも、ライフライン、医療機関として皆様のご健康を支援してまいります。
鍼療時間の変更
鍼療時間の最終受付を、18時30分とします。
患者様の感染リスクを抑えるために、今しばらくは最終受付時間をしばらく18時30分にいたします。
ご来院についてのご注意
発熱など風邪症状がある場合はなるべくお控えください
普段は風邪を治す鍼灸ではありますが、発熱、咳、息切れ、強い倦怠感、味覚や嗅覚異常がある場合(単体でも、複数でも)は、新型コロナウイルスに感染している可能性もありますので、鍼療をお断りすることがあります。
日頃は風邪症状にも効果のある鍼をしておりますが、今回ばかりはお互い危険です。
来院する道中に感染させる人になる可能性があります。
また、花粉症の症状も、くしゃみや鼻水、熱っぽい、だるいなど、風邪と似た症状が出てきます。この場合も、来院前には判定しずらいので、ご来院前に必ずお電話でご相談下さい。
これまでの目安は以下のようになります。
ただし、新型コロナウイルスにかかっていても、無症状・無症候の人も多数いるとの報告があります。
無症状・無症候でも、感染力がないわけではありませんので、もし濃厚接触者にあたる場合は、鍼療をお控えください。
滞在時間は短くしていただきます
「密」にならないような配慮から、お茶の提供はお休みし、患者様の滞在時間を短くしていただきます。
また、漢方相談もなるべく簡潔に行いますので、手短に出来るように症状は予めまとめていらして下さい。
お伝えした時間通りにいらして下さい
あまり早く来院していただくと、前の方と重なってしまい、狭い待合室が密室になりますので、お伝えした時間通りにいらして下さい。
前の方と重なる場合は、外でお待ちいただくことになりますのでご注意下さい。
なお、入室制限は、「待合室1人」「施術室1人」とさせていただきます。
なるべくドアtoドアでいらしてください
通勤・通学やお稽古事、買物など、どこかに寄ってからのご来院は感染リスクが高まります。
そこでなるべくドアtoドアでの移動をお願いいたします。
公共交通機関のご利用はお気をつけて、相応のご配慮を
公共交通機関をご利用になると、どうしても、現段階でもウイルスの運び屋になる可能性があります。
しかしながら、現在のところ、公共交通機関も窓を開け放っていたり、時間帯によっては利用者も少ないため、3密にならないようなときもあります。
時間帯や移動の距離によっては、公共交通機関でいらっしゃる方でも承っております。
ただし、感染リスクをなくすための自助努力はなさって、お気をつけていらして下さい。
またこの場合でも、通勤・通学やお稽古事、買物など、どこかに寄ってからのご来院はお断りいたします。
ドアtoドアでの移動をお願いいたします。
御夫妻/ご家族/お知り合いの方とご一緒の方へ
待合室はたいへん狭いので、御夫妻/ご家族/お知り合いなど、複数でお待ちいただくと密室になりますので、可能な限りお一人ずつお入りいただくようにご配慮願います。
ご予約時間前にいらしていただいても、前の方と重なるような場合は、外でお待ちいただくことになりますので、ご了承くださいますようお願いいたします。
ご予約についてのご注意
ご予約は1週間以内のご予定で
国や都の方針は感染状況を見ながら変りますので、先の予定が立ちません。
当院でも、その方針を基にして対応を考えてまいりますので、急にこのガイドラインを変更することがあります。
また、新型コロナウイルスCOVID-19の濃厚接触を避けるために、風邪症状がある方はお断りしておりますので、ご予約日直前でそのような症状が出ている場合はお断りすることにもなります。
そこで、ご予約は長くて一週間以内のものに限らせていただきます。
キャンセル・時間変更はお断りいたします
このような状況の中、なんとか時間をやりくりしてご来院する方も多くなります。
また、「三つの密を避ける」ため、ご予約はなるべく重ならないようにしますので、ご予約枠も減ることになります。
不要不急で鍼灸を必要としている方も大勢おりますので、安易なキャンセル、時間変更をする方にはならないで下さい。
以上、患者様ご自身やご家族を守るため、はたまた地球規模のお願いです。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
漢方薬店について
漢方薬店の機能は維持
源保堂鍼灸院は、薬戸金堂という漢方薬店を併設している形になっております。
漢方薬店の方は、ドラッグストア扱いになりますので、開店の制限はないと思われます。
患者様によっては、漢方薬もライフラインであります。
よって、漢方薬店の機能もまた維持しております。
漢方薬店のガイドライン
ただし、やはり来店して漢方相談をしてという形は、密閉空間・密集場所・密接場面を作ることになりますので、上述の鍼灸院のガイドラインと同じように、ご来店に関しては制限させていただきます。
これまで鍼灸も受鍼されている方でありましたら、通常の体質は把握しておりますので、それを基に漢方薬の判断はできます。
お電話でのご相談は、電話回線をふさいでしまいますので、原則的にはメールやラインなどで応対いたします。
漢方薬の発送について
薬戸金堂・源保堂鍼灸院が取り扱っているイスクラ産業の漢方薬は、通常は通販やネット販売は禁止されています。
しかし今回は、新型コロナウイルスCOVID-19の感染リスク回避のための特別な配慮で、発送することが可能となりました。
発送が可能ですので、漢方相談にご来院になれない方は、この機会にラインやメールなどでご相談下さい。
リスク回避と希望とご協力と
今後は薬やワクチンなども出来てくると思われます。
また、季節が変れば新型コロナウイルスの潮目も変ってくるかもしれません。
希望のために、今できることを徹底して守っていきたいと思います。
明るい未来のために、感染リスクをなくすためのご協力をお願いいたします。
こちらの緊急事態宣言下のガイドラインは、予告せずに変更することがありますことを、ご了承下さい。
また、常にそのときの新しいガイドラインをアップし、そちらが優先されますこともご了承下さい。
信頼できる情報源
新型コロナウイルスについての情報は、様々行き交っていますね。
どれが本当なのか、どれを信じていいのか、素人目には分かりません。
無難なところでテレビをつけても、煽られたり、お笑い番組で誤魔化されたり。
ひとりひとりが真剣に考えるときです。
デマや嘘に惑わされないように気をつけましょう。
ということで、情報源は正しいものとして、こちらをおすすめいたします。
その他に信頼できる情報源は、以下のページにまとめました。
新型コロナウイルスの正体を理解するサイトだけではなく、今後の経済的な支援の手続きなどをまとめたサイトもご紹介しています。
情報弱者にならないよう、ご活用してみてください。
表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/