緊急事態宣言下の受鍼ガイドライン(5月7日まで)
緊急事態宣言への対応
2020年4月28日に、この「緊急事態宣言下の受鍼ガイドライン」を改訂いたしました。
緊急事態宣言のポイント
緊急事態宣言が国から発令されました。
この事実はしっかりと受け止めて、真摯に実行していかなくてはいけません。
緊急事態宣言の意図は、以下の二つに絞られます。
- 感染拡大防止
- クラスターする場所(密閉空間・密集場所・密接場面)をなくす
この二つを実行できれば、新型コロナウイルスの収束を1ヶ月で抑えられるということになります。
よって、「接触機会の8割減」を支持します。
現在のところ、鍼灸院の開院については制限はありませんので、開院は続けていく所存です。
それは、皆様の健康のためであり、継続して鍼療をする必要のある方もあるためです。
しかし、緊急事態宣言の中で開院を続けるためには、緊急事態宣言の意図・ポイントを理解しなくてはいけません。
それもまた医療人としての努めであります。
患者様一人一人の安全を確保し、そしてまた、日本・東京を守っていかなくてはいけません。
所属する日本鍼灸師会からも、患者様の健康維持のための職務を全うしつつも、患者様と施術者の安全を確実に確保して開院をするようにと指導を受けています。
そこで、「感染拡大防止」「クラスターする場所(密閉空間・密集場所・密接場面)」を避けて、「接触機会の8割減」を実践するために、当院の指針・ガイドラインをここにまとめましたので、ご覧下さい。
この中には、来院をお断りする条件もございます。
もしこの条件に当てはまる場合は、ご予約を承ることができませんので、どうぞご賢察のほどよろしくお願いいたします。
鍼灸の患者様へのお願い
鍼療時間の変更
鍼療時間の最終受付を、18時30分とします。
どうして18時30分なのか?
それは、これ以降外出すると感染リスクが高まると考えられるからです。
これだけ政府や都が夜間の外出自粛を要請しても、必ず夜の街に繰り出す人はいます。
夜の街へ直接赴かなくても、そこに行った人と交通機関で同じ空間にいることは危険な行為になります。
よって、当院では患者様の感染リスクを抑えるために、最終受付時間をしばらく18時30分にいたします。
ご来院についてのご注意
発熱など風邪症状がある場合はご自宅で静養してください
普段は風邪を治す鍼灸ではありますが、発熱、咳、息切れ、強い倦怠感、味覚や嗅覚異常がある場合は、新型コロナウイルスに感染している可能性もありますので、ご自宅で静養(2日間)で様子を見るまたは早急にお近くの保健所を訪ねて下さい。
日頃は風邪症状にも効果のある鍼をしておりますが、今回ばかりはお互い危険です。
また、そのような調子でご来院なさると、他の患者様に感染させてしまうこともあります。
申し訳ございませんが、風邪症状がある方はお断りすることになります。
また、花粉症の症状も、くしゃみや鼻水、熱っぽい、だるいなど、風邪と似た症状が出てきます。この場合も、来院前には判定しずらいので、ご来院前に必ずお電話でご相談下さい。
一般的な目安はここに記しておきます。
滞在時間は短くしていただきます
「密」にならないような配慮から、お茶の提供はお休みし、患者様の滞在時間を短くしていただきます。
漢方相談もなるべく簡潔に行いますので、手短に出来るように症状は予めまとめていらして下さい。
お伝えした時間通りにいらして下さい
あまり早く来院していただくと、前の方と重なってしまい、狭い待合室が密室になりますので、お伝えした時間通りにいらして下さい。
前の方と重なる場合は、外でお待ちいただくことになりますのでご注意下さい。
なお、入室制限は、「待合室1人」「施術室1人」とさせていただきます。
ドアtoドアでいらしてください
通勤・通学やお稽古事、買物など、どこかに寄ってからのご来院は感染リスクが高まります。
そこでドアtoドアでの移動をお願いいたします。
公共交通機関のご利用はお気をつけて、相応のご配慮を
公共交通機関をご利用になると、どうしても、ウイルスの運び屋になる可能性があります。
しかしながら、現在のところ、公共交通機関も窓を開け放っていたり、時間帯によっては利用者も少ないため、3密にならないようなときもあります。
時間帯や移動の距離によっては、公共交通機関でいらっしゃる方でも承っております。
ただし、感染リスクをなくすための自助努力はなさって、お気をつけていらして下さい。
またこの場合でも、通勤・通学やお稽古事、買物など、どこかに寄ってからのご来院はお断りいたします。
ドアtoドアでの移動をお願いいたします。
御夫妻/ご家族/お知り合いの方とご一緒の方へ
待合室はたいへん狭いので、御夫妻/ご家族/お知り合いなど、複数でお待ちいただくと密室になりますので、可能な限りお一人ずつお入りいただくようにご配慮願います。入室制限は、「待合室1人」「施術室1人」とさせていただきます。
ご予約についてのご注意
ご予約は当日のみ
国や都の方針は感染状況を見ながら変りますので、先の予定が立ちません。
当院でも、その方針を基にして対応を考えてまいりますので、急にこのガイドラインを変更することがあります。
また、新型コロナウイルスCOVID-19の濃厚接触を避けるために、風邪症状がある方はお断りしておりますので、ご予約日直前でそのような症状が出ている場合はお断りすることにもなります。
そこで、ご予約は、前日または当日のみに限らせていただきます。
キャンセル・時間変更はお断りいたします
このような状況の中、なんとか時間をやりくりしてご来院する方も多くなります。
また、「三つの密を避ける」「接触機会8割減」の実現のため、ご予約はなるべく重ならないようにしますので、ご予約枠も減ることになります。
不要不急で鍼灸を必要としている方も大勢おりますので、安易なキャンセル、時間変更をする方にはならないで下さい。
以上、患者様ご自身やご家族を守るため、はたまた地球規模のお願いです。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
漢方薬店について
漢方薬店の機能は維持
源保堂鍼灸院は、薬戸金堂という漢方薬店を併設している形になっております。
漢方薬店の方は、ドラッグストア扱いになりますので、開店の制限は今後もしばらくはないと思われます。
よって、こちらの漢方薬店の機能は維持し続けてまいります。
漢方薬店のガイドライン
ただし、やはり来店して漢方相談をしてという形は、密閉空間・密集場所・密接場面を作ることになりますので、上述の鍼灸院のガイドラインと同じように、ご来店に関しては制限させていただきます。
これまで鍼灸も受鍼されている方でありましたら、通常の体質は把握しておりますので、それを基に漢方薬の判断はできます。
お電話でのご相談は、電話回線をふさいでしまいますので、原則的にはメールやラインなどで応対いたします。
漢方薬の発送について
薬戸金堂・源保堂鍼灸院が取り扱っているイスクラ産業の漢方薬は、通常は通販やネット販売は禁止されています。
しかし今回は、新型コロナウイルスCOVID-19の感染リスク回避のための特別な配慮で、発送することが可能となりました。
発送が可能ですので、漢方相談にご来院になれない方は、この機会にラインやメールなどでご相談下さい。
リスク回避と希望とご協力と
開けない夜明けはありません、必ず夜明けはやってきます。
今後は薬やワクチンなども出来てくると思われます。
また、季節が変れば新型コロナウイルスの潮目も変ってくるかもしれません。
希望的観測でリスク管理をするのはよくありませんが、希望を持つことは大事です。
希望のために、今できることを徹底して守っていきたいと思います。
明るい未来のために、感染リスクをなくすためのご協力をお願いいたします。
こちらの緊急事態宣言下のガイドラインは、予告せずに変更することがありますことを、ご了承下さい。
また、常にそのときの新しいガイドラインをアップし、そちらが優先されますこともご了承下さい。
信頼できる情報源
新型コロナウイルスについての情報は、様々行き交っていますね。
どれが本当なのか、どれを信じていいのか、素人目には分かりません。
無難なところでテレビをつけても、煽られたり、お笑い番組で誤魔化されたり。
ひとりひとりが真剣に考えるときです。
デマや嘘に惑わされないように気をつけましょう。
ということで、情報源は正しいものとして、こちらをおすすめいたします。
その他に信頼できる情報源は、以下のページにまとめました。
新型コロナウイルスの正体を理解するサイトだけではなく、今後の経済的な支援の手続きなどをまとめたサイトもご紹介しています。
情報弱者にならないよう、ご活用してみてください。
表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/