【今週のひとこと養生訓】「”胆”を大切に過ごしましょう!!」 

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】
「”胆”を大切に過ごしましょう!!」2021年2月如月・第3週

 この記事のポイント
春は肝臓の季節になります。肝臓の養生を中心にしていくと、花粉症も和らげることができます。また、春は四季の始まりでもありますから、ここを元気に過ごすと一年の基礎ができます。春は肝臓を大事にしていきたいですね。

季節と五臓の関係

 東洋医学では、季節と五臓の関係を結び付けています。

 これは長い年月をかけて自然界を観察してきた結果として、自然と人間は同調しているということに気づき、そこからさらに季節と五臓にどうやら関係がありそうだと、より細かく見てきたものです。

例えば夏は緑が濃くなって成長が盛んになる、それと期を同じくして人間も汗を流して代謝が盛んになる、そういったリンクを追いかけ、それを法則にまで帰納しました。

春と肝臓の関係

立春で春に

 そこで、この春です。

 立春で春が来ました。
 恵方巻を召し上がった方も多かったと思いますが、春は様々なものが芽吹く時期ですので、芽吹きだした運を呼び込むという意味があるのでしょうか、なんだか運がよくなりそうないい習慣ですよね。

 しかし、“夜明け前が一番暗い”のたとえの通り、2月はかなり寒い日も出てきます。
 立春を過ぎたからといっても、すぐに暖かい日々がやってくるわけではありません。春の到来を喜びながらも、まだまだ寒さに警戒が必要な時期であります。

春は肝臓の季節

 といっても、春は春。
 春なんですね、もうすでに。

 そして、”春は肝臓の季節”となります。

 そうです、春の養生の基本は「肝臓をいたわること」になります。

 では、肝臓はどんな仕事をているのでしょうか?

 東洋医学では、「肝は疏泄を主る」と言います。
 この「疏泄」という言葉は聞きなれないと思いますが、大まかにいえば、”体の流れをスムースにする”といったものでしょうか。体には様々なものが流れていますが、それらの流れに勢いがなければ途中で力尽きてしまいます。そうならないように力を持続的に与えるのが肝臓です。

 現代医学で考えてみても、肝臓は人体の内臓の中では最も大きな臓器で、免疫力に関係したり、解毒をしたり、体を円滑にするためにたくさんの仕事をしていることがわかっていますが、これらのはたらきのことを東洋医学では”疏泄”という言葉でまとめたわけであります。

 体だけではなく、例えば気分がイライラするというのも、肝臓の不調からくることが多いものです。こういったイライラも、放っておくと肝臓を傷めてしまうことがあるので要注意になります。
 気持ちが伸びやかであることも、肝臓の働きによるものなのです。

 こんなに重要な働きをしているのですから、春はしっかりと肝臓の養生をしていきたいですね。

肝臓のために守ってほしい養生

肝臓が元気になるために、肝臓の季節だからこそ守ってほしい養生は以下の4点です。

  • 緑の食材をよく食べる
  • 血を補う食材を食べる
  • 早寝をする(夜更かしをしない)
  • アルコール・甘いものは控えめに

「肝心要」のひとつである肝臓を元気にしていきましょう。
春は季節の始まり、一年の始まりでもあります。
ここで肝臓を元気にしておくことで、一年を心地よく過ごすための素地が出来上がることを心に留めていただけたらと思います。

オススメの漢方薬

肝臓をやわらげる

 肝臓の疏泄を促す方法を、「疏肝理気(そかんりき)」と言います。
 また、肝臓の力をやわらげることを、「柔肝(じゅうかん)」と言います。

 このような方法で肝臓を養っていくような漢方薬がおすすめになります。
 そこで、以下のような漢方薬がオススメとなります。

 また、花粉症に悩まされる方も多いかと思いますが、この花粉症も、肝臓の解毒作用がしっかり保たれていれば改善されるものです。

春は花粉症など

 花粉症は、現代医学的に言えばアレルギー反応ですから、それを抑える抗ヒスタミン剤などが処方されます。

 一方東洋医学では、花粉症改善の鍵となる一つが肝臓の疏泄作用にあります。
 さらにバリア機能がよくなれば、花粉症もかなり改善することができると考えます。

 そこで、花粉症がどのように起きているかをみながら、上記のものが役に立つこともありますし、また、バリア機能をよくするという点で、衛益顆粒もオススメになります。

 漢方薬に関しても、何かありましたら、お気軽にご相談くださいませ。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

2021.2の緊急事態宣言延長を受けて

鍼灸院は医療機関ですので、よっぽどの要請がない限り鍼療を続けていきます。

これまで通り、またそれ以上に消毒などの感染症対策に気を配ってまいります。
ご予約時間ちょうどのご来院など、患者様にもご協力を賜るところもありますが、皆様ご自身のためでもありますので、そのあたりはご賢察のほどよろしくお願いいたします。

具体的な当院の感染症対策
  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する
  • 国の接触アプリを活用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ただいまみなさまには、ご予約の日時をなるべく2週間以内くらいのものにしていただいております。
といいますのは、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

これまでの『ブログ・鍼たま』の記事

瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

源保堂鍼灸院の院長をしています。

“人生を楽しく過ごすこと” 、これが東洋医学の根幹にあります。
つらい症状で人生までもが暗くならないよう、豊かな人生のためのご相談にのれたらと願っています。

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