【今週のひとこと養生訓】「夏の土用は「う」のつくもので!!」2021年7月文月・第5週
【今週のひとこと養生訓】
「夏の土用は「う」のつくもので!!」2021年7月文月・第5週
この記事のポイント
各季節の最後にある土用は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。加えて一年で一番暑い大暑も重なります。夏バテ、熱中症にならないよう躊躇せずに冷房を入れることも大切ですし、さらにそれに加えてしっかりと食事や睡眠で養生をしていく必要があります。食事については、「う」のつくものを食べて乗り切ってください。
夏も終盤へ
夏の土用が始まりました。
夏は梅雨が明ける7月後半から本番が始まると思っている方も多いかと思いますが、暦の上ではもう終盤になります。
夏が来たかなと思ったらもう終わりなの?と思われるかもしれません。
たしかに、実際の季節感でみていくと、暦と季節の訪れには1か月の開きがあるようなイメージがあります。
が、でも・・・
これが養生にはちょうど良いところがあります。というのも、その季節が来てから準備したのでは遅いことも多く、体が順応していく期間を考えると、暦の通りに体をあわせていくのが健康にはいいと思います。
土用は季節の変わり目にあたります。その季節を完成して、次の季節に受け渡していく重要な期間になります。
大暑も重なります
夏の土用は大変です。
ただでさえ土用は体調を崩しやすいときなのですが、さらにここに大暑が重なります。
大暑は一年の中でも最も暑い季節でもあります。
ここ数年では30度を超えることはざらでありまして、猛暑、酷暑と呼ばれるほど、とにかく暑くてたまりません。
食欲がなくなったり、熱中症で頭が痛くなったり。
程度の差はあれ、不調が不調を呼ぶとても難しい季節になります。
しかし、暦とともに生活をしているとわかるのですが、本当に暑いのはこの期間だけです。
夏の土用が終わり、8月頭の立秋を迎えるとそろそろ風の中に涼を感じることも増えてきます。
暑い夏は、体の水を入れ替えるいい時期でもありますので、暑さに注意しながら暑さを楽しむ、それくらいの気持ちであと少し頑張っていけたらと思います。
「う」のつくものを食べる
夏バテをしないように大切なこと、その一つが食欲のキープです。
あっさりしたものばかり食べていると栄養不足になります。もちろん消化力が弱くなって食欲が落ちるほどの脂っこいものを食べるというのでは本末転倒でもありますので、そこは常識的なところで収めておいてほしいところですが、昔から言われていることは、この夏の土用には「う」の付く食材を食べるといいということ。うなぎ、梅干し、牛(うし)、瓜(うり)など。これらのものを食べて夏の土用、そして大暑を乗り切っていきましょう。
- うなぎ(鰻)
- うし(牛肉)
- うめぼし(梅干し)
- うり(瓜)
- うどん
※ 表参道は、東京オリンピックの会場である国立競技場が近く、臨時の駐車場もできております。人出が増えて混雑が予想されること、交通も混乱するかと思いますので、ご予約の場合はそのあたりを鑑みてご検討ください。
おすすめの漢方薬・漢方レメディ
- 晶三仙
- 健胃顆粒
- 麦味参顆粒
- 心脾顆粒
夏の暑さで夜の睡眠が妨げられている方も増えております。十分な睡眠もまた夏バテ予防になりますので、睡眠のリズムがうまくいっていないといったことがありましたら、漢方薬・漢方レメディで対応も可能ですので、何かご希望などがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
その他にハーブティーもご用意しておりますので、そちらも併せてお気軽にご相談ください。
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感染防止対策について
日本鍼灸師会の感染防止対策を実施
源保堂鍼灸院が所属している日本鍼灸師会では、感染防止対策のチェックリストを作成しております。
ただいま当院では、その感染防止対策チェックリストを元にした対策をしております。
これからも、皆様が安心してご来院できるように努めてまいります。
※ご予約(キャンセルや時間変更がないようになど)やご来院(時間通りにご来院いただくことなど)のことで、患者様にもご協力を求める場面があります。ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
鍼灸院は医療機関であります。
そして、医療は皆様の健康のためにあります。
このような状況になって、皆様のご健康に寄りそう鍼灸や東洋医学が求められていると思います。
源保堂鍼灸院は、皆様の健康のとまり木、そして総合的な東洋医学のケアとして、これからも研鑽を続けていく所存でおります。
鍼灸院は、病院ではカバーしきれない日常生活の不調の相談にのるところです。
いわば、“かかりつけ鍼灸院”です。
患者様、ご家族の方のための医療機関として、源保堂鍼灸院はこの時期もしっかりと皆様のサポートをしてまいりたいと思います。
具体的な当院の感染症対策
- 院内の換気を十分に行う
- 院内の消毒を十分に行う
- 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
- 3密にならないように配慮する
- 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
- スタッフはマスクを着用する
- 国の接触アプリを活用する
※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。
ご予約に関して
ただいまみなさまには、ご予約の日時を2週間以内くらいのものにしていただいております。
といいますのは、医療機関といえども、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。
また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。
回数券に関して
回数券は、緊急事態宣言がありましても、有効期限の延長などはしておりません。
有効期限が近くなっている方は、ぜひともこの機会にこそ、鍼灸の真価を実感しにいらしていただきたいと思います。
患者様の中には、会社から外に出ないように言われていたりと、先の見通しが立たない方も多いようです。また、今回の第4波は変異株がかなりはびこってきているため、予断を許しません。
そこで、先行きがどうなるか読めず、医療機関といえどもどこまで責任を負えるかわからなため、この先長期で鍼療をお約束することが困難となっております。
そのため、誠に申し訳ございませんが、回数券の有効期限を3か月にさせていただきます。
過去二回の緊急事態宣言を振り返って熟慮した結果でございます。
今回の緊急事態宣言が急に行われたため、皆さまへのご通達が急になってしまったことをお詫び申し上げますとともに、これまで回数券があるからいらしていた方にとっては大変申し訳なく感じておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
尚、現在お持ちいただいている回数券に関しては、そこに記載されている有効期限で承りますので、その期限までにお越しいただけたらと思います。
感染予防のために、みなさまにはご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。