謹賀新年
明けましておめでとうございます
旧年中はたいへんお世話になりました。
本年も鍼灸・漢方薬・薬膳の研鑽に励んで参りますので、何かありましたらお気軽にご相談下さい。
今年もまだ感染症が居座りそうですので、健康についての不安がないよう、みなさまのお役に立てるようにしていきたいと思います。
日本の鍼灸師の役目
昨年4月6日に新型コロナウイルスCOVID-19感染防止に対する緊急宣言が出されました。
その頃の当ブログでも記しましたが、所属している日本鍼灸師会から、『新型コロナウイルス感染症に対する日本鍼灸師会の考え方~緊急事態宣言を受けて~』というものが発せられました。
日本の鍼灸師はアピール下手と言いますか、学術には力を入れるのですが、その修得だけで手一杯になりますので、他に手が回らず、なかなか鍼灸というものを広く届けることが苦手なところがあります。腕のいい鍼灸師はたくさんいるのですが、鍼灸そのものが社会に根付いていないため、まだまだ埋もれた存在であります。
新型コロナウイルスにおいても、鍼灸は後方支援としてお役に立てるものがたくさんあるのですが、そこが伝わっていかないことをとても歯がゆく感じます。実際に中国では新型コロナウイルスの治療の一環としていち早く鍼灸を取り入れているのですが、そのことは日本の報道では伝わってきません。
しかし、このような日本の状況にあってはもう鍼灸師だって黙ってはいられない。
鍼灸院も医療機関です。
医療機関として、鍼灸も新型コロナウイルスに周辺から対峙する存在です。
現会長の小川卓良先生が作成しました「国民の皆様へ」というものを、再掲いたします。
このような状況の中で、鍼灸院という医療機関がどのような気持ちで鍼療をしているのか、鍼灸院・鍼灸師の役割を今一度知っていただけたら幸いに思います。