【今週のひとこと養生訓】 2021年1月睦月・第2週

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】
「胃腸を整えて免疫力アップ!!」

 この記事のポイント
お正月は、年末から続く飲食の過剰によって胃腸の調子が落ち気味です。明らかな症状になっていなくても、モヤモヤしたり、胃腸の機能がどこか落ち着いていないことを実感することも多いのではないでしょうか。胃腸は免疫力とつながっているので、風習通りに七草粥などを召し上がって消化力を回復させてみてください。

胃腸が疲れていませんか?

 年末年始は胃腸がとても疲れる時期です。

 クリスマスはケーキなど甘いものが増えますし、お正月はお節だけではなく、お正月だからと言うことで豪華なメニューが並ぶことも多くなります。それにともなってアルコールも重なったりします。

 私たちは食道から下を“胃腸”とひとくくりにしてしまいがちで、胃腸は同じはたらきをしていると思っている方も少なくないのではないでしょうか。
 しかし胃腸は一つではなく、“胃”と“腸”という二つ内臓で構成されており、それぞれ違うはたらきを持っています。また今後その違いについてはこちらでお話をしていく機会を作ろうかと思いますが、まずは胃と腸という違いがあることは知っておいてほしいなと思います。そして、胃も腸も、どちらも消化吸収だけではなく、体の防御機能にも一役買っていることを理解して下さい。

 そこを理解していただいた上で、ここではわかりやすく“胃腸”としてお話ししてまいります。

 胃腸の調子、腸内環境(腸内フローラ)と免疫力が直結しているというのは、最近では常識のようになっているかと思います。

 このようなことは昔の人もよく分っていたのでしょうか、お正月が明けると七草粥を食べる習慣がありますが、これは疲れた胃腸を休める智恵だと思います。

 これにならって、そろそろ七草粥のような、胃腸を休める食事をしてみるのがいいかなと思います。

 ちなみに、七草粥に入れる七草は、以下のようになります。

  • せり
  • なずな
  • ごぎょう
  • はこべら
  • ほとけのざ
  • すずな
  • すずしろ

 繰り返し記しますが、胃腸と免疫力は直結しています。

 流行している感染症が少しずつ身近になってきますので、自分の胃腸の調子を振り返ってみて欲しいと思います。

 食べ過ぎ、飲み過ぎの方も、そうでない方も、胃腸を大切にしてください。

オススメの漢方薬

 今週のオススメ漢方薬・漢方レメディは、やはり胃腸の調整に役立つものになります。

  • 晶三仙
  • 健胃顆粒
  • 勝湿顆粒
  • 補中益気湯

 晶三仙は、中国では胃腸薬として昔から日常的に利用されているものです。宴会など、たくさん食べたり飲んだりするときように常備しておくことをオススメいたします。

 勝湿顆粒もまた、湿気がたまっているときによく使われる漢方薬です。胃腸が不調で下痢になっているときなど、下痢が主体の風邪などにも出されることがあります。

 以上の漢方薬・漢方レメディは、状態や状況によって使い分けた方のがより効果的ですので、お気軽にご相談していただけたらと思います。

 より詳しい解説はこちらからご覧下さい。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

新型コロナウイルスCOVID-19対策として

源保堂鍼灸院では、感染予防のために努めております。
冬に入って、第3波がやってきましたので、よりいっそう厳しく対応する必要があると考えます。

緊急事態宣言から、密にならないように、ご予約時間ちょうどくらいにいらしていただくようにしており、だいぶ皆様には定着したように思います。

しかし、まだ一部の方のなかには、20分、30分と早くご来院なさってしまう方もおりまして、外で待っていただく場合もあります。密にならないようなご配慮ですので、ご賢察いただけたらと思います。

具体的な当院の感染症対策
  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する
  • 国の接触アプリを活用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ただいまみなさまには、ご予約の日時をなるべく2週間以内くらいのものにしていただいております。
といいますのは、感染の状況によっては、政府等の政策で移動が制限されたりする可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいと思います。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/

ご予約はこちらから

瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

源保堂鍼灸院の院長をしています。

“人生を楽しく過ごすこと” 、これが東洋医学の根幹にあります。
つらい症状で人生までもが暗くならないよう、豊かな人生のためのご相談にのれたらと願っています。

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