今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】中指ストレッチで“血流アップ!!”

【今週のひとこと養生訓】
中指ストレッチで“血流アップ!!” 2020年10月神無月・第4週

この記事のポイント手の内側で真ん中のところには、心包経という経絡が流れています。ここは血流に関係するところですので、ストレッチをして血流を上げていきましょう。
漢方相談もできる鍼灸院がおくる今週のひとこと養生(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

心臓を守る「心包経」

 心臓は、生きている間は休むことなく常に鼓動をしているので、古来から命の象徴として大切に扱われてきました。

 東洋医学ではこの心臓をとても繊細なものと捉え、単独では存在できないと考えており、それを外側から補佐する「心包」というものがあると想定しました。心包は、読んで字の如く“心臓を包む”と書きますので、心包は心臓を取り囲んで守っているものになります。
 現代の解剖学でも心臓を取り巻く「心膜」と呼ばれる存在を確認していますので、これが心包であると考えられます。

 現代のような解剖学が未発達の2000年以上前に、すでに心膜と同じものがあると考えついた(ある意味 発見)東洋医学はすごいなと素直の感じるわけですが、さらにすごいのは、これに経絡があることを見つけたこと。

 生命の象徴である心臓を守る心包だからこそ、ここにも経絡があるに違いないと見つけたわけであります。

心包経は血液の流れと

 心臓は体のすみずみに血液を送り込む重要なポンプ。
 当然心臓は血液の流れと関係しているわけですが、心包は心臓を守る存在なので、心包もまた血液の流れと関係しています。

 大まかにいいますと、心包は静脈と関係しています。
 静脈は、仕事を終えた血液が心臓に戻ってくるところ。
 静脈には心臓のような強いポンプがありませんので、戻りは悪くなりがちです。特に寒くなって体が縮こまってきますと、静脈も縮まってきて血液の流れが悪くなります。

 急に寒くなってきた今日この頃、血圧が高くなってきたとか、どうも冷えが強くなってきたという方も多くなってきたのではないでしょうか。

 これからまだまだ寒くなってきますので、今から寒さに参っていては先が思いやられますね。

 そこで、心包経が通っている中指をストレッチして血液の流れを補いましょう。手の中指を持って、手の外側に向かって5~10秒間伸ばしてあげてください。これだけで、血流が良くなります。

中指ストレッチのやり方

① 中指を逆の手でつかむ
② 手の甲側に中指を倒す
③ 5~10秒、手をしっかり伸ばす
④ 逆の手も同じようにストレッチをする

お灸の前にも

中指ストレッチは血液の流れを良くするものなので、お灸の前にやってあげますと、お灸の効果もさらにアップしてくれます。
ご自宅でお灸を取り入れている方でしたら、ぜひこの中指ストレッチも取り入れて欲しいなと思います。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

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今週のおすすめ漢方薬

冠元顆粒

 「冠元顆粒」には、丹参や川芎という血液の流れを良くする生薬が豊富に入っています。血液の流れを良くすることを、東洋医学・中医学では「活血(かっけつ)」といいます。
 血液の流れが良いことは、健康の基本になります。
 「中指ストレッチ」とともに、血液の流れを良くする「冠元顆粒」も飲んでいただけるとさらに効果が大ですし、ストレッチとか苦手!という方には、「冠元顆粒」単独でもオススメであります。血液の流れを良くする冠元顆粒は、他の漢方薬との併用によって、その漢方薬のよいところを効かせやすくすることもあります。そのあたりはご相談いただけたらと思います。

※ イスクラの製品は、ふだんは対面での漢方相談をしての販売が原則なのですが、外出がはばかれる時ですので、現在は配送も可能となっております。ただし、患者様ファーストから、やはり体や心の状況を問診いたしますので、まずはラインやメールなどでご相談下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスCOVID-19対策として

源保堂鍼灸院では、感染予防のために努めております。

具体的な当院の感染症対策
  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ご予約の日時に関しては、なるべく2週間以内くらいのものにしてください。
といいますのは、感染の状況によっては、政府等の政策で移動が制限されたりする可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいと思います。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

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Tel. 03-3401-8125
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