今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】“衛気”を強くしましょう!!

【今週のひとこと養生訓】“衛気”を強くしましょう!! 2020年10月神無月・第3週

この記事のポイントカゼの予防には、体の外側を守る衛気という気を強くすることが求められます。衛気についての養生です。

漢方相談もできる鍼灸院がおくる今週のひとこと養生(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

体の外側を守る「衛気」

体の中には「気」が流れています。

というと、何だか怪しいと思われるかもしれませんが、これはエネルギーのことです。

たとえば、電気製品がありますが、電気製品には「電気」という気が流れているから作動します。
「電気」は目に見えませんがけど、たしかにエネルギーとして存在し、動力として働いています。

子供が昼間ワーッと遊んで、夕方近くになって「まるで電池が切れたように眠ってる」ということがありますが、まさに、動力としての一日の気を使い果たして、体を休めて休息モードに入ったことを表わす表現です。

このように、私たちを取り巻く生活の端々に、私たちは気というものを実感し、利用もしているわけであります。

古代中国人は、この目に見えない気という存在を実感し、そして、実際に“あるもの”という設定をし、そこからなるほどたしかに“気”があるなと、さらに突っ込んで分類をし、人体の治療に応用していきました。

衛気と営気

細かい分類はいろいろあるのですが、「衛気」と「営気」というのがあります。
簡単に言えば、「衛気」は外側を守り、「営気」は内側を守ります。

この季節、寒くなっていくなかで風邪をひいている方が増えてきていますが、風邪は外から入ってくるものなので、大事なのは外側を守る「衛気」の方になります。

衛気はお臍の下にある丹田というエリアで作られます。

ということは・・・

この丹田を冷さないこと、丹田の栄養になるものを摂ることが大切になるわけです。

また、丹田の栄養だけでは追いつかないこともありますので、体の外側にある皮膚の乾燥を防ぐことも、結果として丹田のエネルギーの消耗を抑えることになります。そのために、良質な脂質を摂っておくことが必要となります。

次の三つはやってみてくださいね。

① 寝るときに腹巻きをする。
② アーモンド、クルミなどのナッツ類を摂る。
③ 睡眠をしっかりと取る(眠れなくても、とりあえず布団のなかでうだうだしてても脳波は睡眠状態になることもありますので、あまり気になさらずに)

過去記事のご紹介

衛気を強くするためには、補腎という作用のある食材を摂る必要があります。
これまでまとめた記事をご紹介いたしますので、ご覧下さい。

[clink url=”https://genpoudou.com/foods-compensate-yam/”]
[clink url=”https://genpoudou.com/foods-compensate-kidney-oyster/”]

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

[clink url=”https://genpoudou.com/category/one-point-curing-advice/”]

今週のおすすめ漢方薬

衛益顆粒

「衛益顆粒」という名前は、“衛気を益す”という意味が込められています。
3つの生薬で構成されたとてもシンプルな方剤ですが、しっかりと衛気を増やしてくれる名方であります。

衛益顆粒 

 

※ イスクラの製品は、ふだんは対面での漢方相談をしての販売が原則なのですが、外出がはばかれる時ですので、現在は配送も可能となっております。ただし、患者様ファーストから、やはり体や心の状況を問診いたしますので、まずはラインやメールなどでご相談下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスCOVID-19対策として

源保堂鍼灸院では、感染予防のために努めております。

具体的な当院の感染症対策
  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ご予約の日時に関しては、なるべく2週間以内くらいのものにしてください。
といいますのは、感染の状況によっては、政府等の政策で移動が制限されたりする可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいと思います。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/

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