第二回 昨日の非は恨悔すべからず――杉田玄白『養生七不可』を読む
この回の記事の要点 昨日非不可恨悔:昨日のことは後悔しないように 原文 昨日非不可恨悔(昨日の非は恨悔すべからず) きのふは過ぬ。仮令少の過にても改めがたきは、勿論なり。しかるに一度思はざるの不幸に逢ひ、志をうしなふこと…
杉田玄白が記した『養生七不可』を、原文の現代語訳と解説を通して読み進める連載です。玄白の生涯や江戸時代の医学・身体観を踏まえながら、七つの心得の意味と、現代の暮らしに通じる視点を考えていきます。各回では、本文の言葉を一つずつ取り上げ、その背景にある玄白の経験や考え方をたどります。古い医学知識と現代の知見を区別し、当時の養生観を丁寧に読み解きます。昔の教えをそのまま当てはめるのではなく、日々の暮らしを見直す手がかりとして紹介します。
この回の記事の要点 昨日非不可恨悔:昨日のことは後悔しないように 原文 昨日非不可恨悔(昨日の非は恨悔すべからず) きのふは過ぬ。仮令少の過にても改めがたきは、勿論なり。しかるに一度思はざるの不幸に逢ひ、志をうしなふこと…
この回の記事の要点 『養生七不可』を著した杉田玄白とは? 杉田玄白と聞くと、まず『解体新書』を思い浮かべる方が多いでしょう。前野良沢らとともにオランダ語の解剖書を訳し、西洋医学を日本に紹介した蘭学者です。そういった史実か…