緊急事態宣言下の受鍼ガイドライン(5月24日まで)
緊急事態宣言への対応
2020年5月15日に、この「緊急事態宣言下の受鍼ガイドライン」を改訂いたしました。
5月15日以降のポイント
2020年5月14日に、首都圏を除く多くの地域で緊急事態宣言が解除されました。
日、一日と、息を潜めながらすごしていた方や、事業をされている方など、いや、ほぼすべての国民の方にとっては、やれやれといった心境ではないかと思います。
首都圏の方にとってはまだもう1週間くらいの様子を見る必要があるようですが、毎日の感染者数の報告も減少傾向に入り、私もほっと胸をなで下ろしているところであります。
ただし、中国や韓国など、いち早く自粛を緩めた国々での感染者増のニュースを見ていると、第二波、第三波は今後も警戒しながらということになりそうですね。
いつまで続くのか分かりませんが、「新しい生活様式」「ニューノーマル」、しばらくの間はこの制約の中で生活することは必要そうです。
ウイルスとの共存・共生
コロナの感染拡大は避けつつも、しかし普通の活動もはじめなくてはいけない、そういうジレンマの中で生きていくことになります。
これは、“ウイルスがそばにいる”という前提での生活。
人間とウイルスとの共存・共生ということになります。
このようなウイルスとの共存・共生のために、東洋医学(鍼灸・漢方薬・薬膳)ができることはたくさんあると考えます。
鍼灸の患者様へのお願い
鍼灸・薬店は、ライフライン・生活インフラです。
医療機関として認められています。
新型コロナウイルスCOVID-19下でも、源保堂鍼灸院は皆様のライフライン、生活インフラ、医療機関、必要・緊急の拠り所として、心身のご健康を支援してまいります。
結論から申しますと・・・
鍼療はしております。
ただし、いくつかの制約のようなものはありますので、以下をご参照下さい。
鍼療時間の変更
鍼療時間の最終受付を、18時30分とします。
ご来院についてのご注意
風邪症状がある場合はなるべくお控えください
普段は風邪を治す鍼灸ではありますが、発熱、咳、息切れ、強い倦怠感、味覚や嗅覚異常がある場合(単体でも、複数でも)は、新型コロナウイルスに感染している可能性もありますので、鍼療をお断りすることがあります。
日頃は風邪症状にも効果のある鍼をしておりますが、今回ばかりはお互い危険です。
来院する道中に感染させる人になる可能性があります。
新型コロナウイルスにかかっていても、無症状・無症候の人も多数いるとの報告があります。
無症状・無症候でも、感染力がないわけではありませんので、もしそれっぽい人との濃厚接触者にあたる場合は、先ずはラインかメールでご相談下さい。
源保堂鍼灸院・薬戸金堂で扱っている漢方薬で対応できるものもありますので、そのときは、漢方薬を発送することもできますので、ご相談下さい。
滞在時間は短くしていただきます
「密」にならないような配慮から、お茶のご提供はお休みし、患者様の滞在時間を短くしていただきます。
また、漢方相談もなるべく簡潔に行いますので、手短に出来るように症状は予めまとめていらして下さい。
お伝えした時間通りにいらして下さい
あまり早く来院していただくと、前の方と重なってしまい、狭い待合室が密室になりますので、お伝えした時間通りにいらして下さい。
前の方と重なる場合は、外でお待ちいただくことになりますのでご注意下さい。
入室制限というほどではありませんが、「待合室1人」「施術室1人」を目安としております。
なるべくドアtoドアでいらしてください
通勤・通学やお稽古事、買物など、どこかに寄ってからのご来院は感染リスクが高まります。
そこでなるべくドアtoドアでの移動をお願いいたします。
公共交通機関のご利用はお気をつけて、相応のご配慮を
公共交通機関をご利用になると、どうしても、現段階でもウイルスの運び屋になる可能性があります。
しかしながら、現在のところ、公共交通機関も窓を開け放っていたり、時間帯によっては利用者も少ないため、3密にならないようなときもあります。
時間帯や移動の距離によっては、公共交通機関でいらっしゃる方でも承っております。
ただし、感染リスクをなくすための自助努力はなさって、お気をつけていらして下さい。
またこの場合でも、通勤・通学やお稽古事、買物など、どこかに寄ってからのご来院はお断りいたします。
ドアtoドアでの移動をお願いいたします。
御夫妻/ご家族/お知り合いの方とご一緒の方へ
待合室はたいへん狭いので、御夫妻/ご家族/お知り合いなど、複数でお待ちいただくと密室になりますので、可能な限りお一人ずつお入りいただくようにご配慮願います。
ご予約時間前にいらしていただいても、前の方と重なるような場合は、外でお待ちいただくことになりますので、ご了承くださいますようお願いいたします。
ご予約についてのご注意
ご予約は1~2週間以内のご予定で
国や都の方針は感染状況を見ながら変りますので、先の予定が立ちません。
その方針を基にして対応を考えてまいりますので、急にこのガイドラインを変更することがあります。
また、現在は風邪症状(風邪に似た症状)がある方はお断りしておりますので、ご予約日直前でそのような症状が出ている場合はお断りすることにもなります。
そこで、ご予約は長くて1~2週間以内のものに限らせていただきます。
キャンセル・時間変更はお断りいたします
このような状況の中、なんとか時間をやりくりしてご来院する方も多くなります。
また、「三つの密を避ける」ため、ご予約枠も減らしています。
必要不可欠で鍼灸を必要としている方も大勢おりますので、安易なキャンセル、時間変更をして、他の患者様のご予約を妨げる方にはならないで下さい。
以上、患者様にはご迷惑をおかけする内容も含みますが、このような状況であることを何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
漢方薬店について
漢方薬店の機能は維持
源保堂鍼灸院は、薬戸金堂という漢方薬店を併設している形になっております。
漢方薬店の方は、ドラッグストア扱いになりますので、開店の制限はありません。
患者様によっては、漢方薬もライフライン・生活インフラであります。
よって、漢方薬店の機能もまた維持しております。
漢方薬店のガイドライン
ただし、やはり来店して漢方相談をしてという形は、密閉空間・密集場所・密接場面を作ることになりますので、上述の鍼灸院のガイドラインと同じように、ご来店に関しては制限させていただきます。
これまで鍼灸も受鍼されている方でありましたら、通常の体質は把握しておりますので、それを基に漢方薬の判断はできます。
お電話でのご相談は、電話回線をふさいでしまいますので、原則的にはメールやラインなどで応対いたします。
漢方薬の発送について
薬戸金堂・源保堂鍼灸院が取り扱っているイスクラ産業の漢方薬は、通常は通販やネット販売は禁止されています。
しかし今回は、新型コロナウイルスCOVID-19の感染リスク回避のための特別な配慮で、発送することが可能となりました。
発送が可能ですので、漢方相談にご来院になれない方は、この機会にラインやメールなどでご相談下さい。
リスク回避と希望とご協力と
今後は薬やワクチンなども出来てくると思われます。
また、季節が変れば新型コロナウイルスの潮目も変ってくるかもしれません。
希望のために、今できることを徹底して守っていきたいと思います。
明るい未来のために、感染リスクをなくすためのご協力をお願いいたします。
こちらの緊急事態宣言下のガイドラインは、予告せずに変更することがありますことを、ご了承下さい。
また、常にそのときの新しいガイドラインをアップし、そちらが優先されますこともご了承下さい。
信頼できる情報源
新型コロナウイルスについての情報は、様々行き交っていますね。
どれが本当なのか、どれを信じていいのか、素人目には分かりません。
無難なところでテレビをつけても、煽られたり、お笑い番組で誤魔化されたり。
ひとりひとりが真剣に考えるときです。
デマや嘘に惑わされないように気をつけましょう。
ということで、情報源は正しいものとして、こちらをおすすめいたします。
その他に信頼できる情報源は、以下のページにまとめました。
新型コロナウイルスの正体を理解するサイトだけではなく、今後の経済的な支援の手続きなどをまとめたサイトもご紹介しています。
情報弱者にならないよう、ご活用してみてください。
表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/