【今週のひとこと養生訓】「そろそろ花粉症の準備を!!」2022年1月睦月・第5週

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】
「そろそろ花粉症の準備を!!」2022年1月睦月・第5週

この記事のポイント
年を越して寒い日が続きますが、一か月も経ってきますと、そろそろ花粉も飛び始めてきます。花粉症とカゼ、また新型コロナウイルスとの関連も指摘されておりますので、花粉症の方は気をつけてお過ごしいただけたらと思います。

花粉が飛びはじめました

 患者さんの身体を観ていますと、最近は風邪の他に花粉症が増えてきております。

 大寒を迎えて寒い日々ではありますが、季節は少しずつ前に進んでおりまして、そろそろ植物も動き出してきます。大寒ではありますが、今は冬と春の間の土用ですから、植物にとっては当然のことなのでしょう。

 日が一番短くなる冬至から数えて1か月が経ちまして、日中の時間も約30分は伸びています。少しずつですが季節は春に向かい、そして植物はその変化をしっかりと感じ取っているというわけです。

 花粉症は風邪とリンクすることが多く、また、新型コロナウイルスとの推移とも関連していることが示唆されています。

 花粉症への養生をすることは、風邪やコロナ対策にもつながりますので、そろそろ花粉を意識して生活していただけたらと思います。

  1. 胃腸を冷やす冷たいものは控えめに
  2. 肝臓に負担をかけないように
  3. キャベツ、もやし、シソをよく食べましょう
  4. 寝不足を解消

季節の不調を脱するために

 日々の養生の参考のために、『今週のひとこと養生訓』を毎週書いております。

 “ああ~、去年も言われていたのに忘れてました~”とおっしゃってくださる方も多く、毎週の気づき、日々の指針にご利用していただいて感謝しております。

 しかし、なかには、“これらのことが一冊にまとまっていたら助かるのに~”というお声も多々いただいております。ネットで過去記事を探すのは面倒なところもありますよね。

 そんなお声にお応えするために、季節の不調で多い、「花粉症」「夏バテ」「カゼ」への対処法をまとめた本を作成しました。昨年出版した『お手軽気血ごはん』の続編ともいえるものです。

 今回も、編集者とこれでもかというくらいに議論を交わし、細部までこだわって丁寧に作り上げました。

 「花粉症」「夏バテ」「カゼ」、これらの季節の不調にお困りの方や、養生を一年通してしっかりしてみたいという方などにお薦めです。ぜひお手に取ってご覧いただけたらと思います。

おすすめの漢方薬・漢方レメディ

  • 衛益顆粒
  • シベリア霊芝
  • 小青竜湯
  • 桂枝湯
    など

 花粉症にとってまず最初に大切にしたいのが、皮膚の防御力。
 花粉は外から入ってきますので、その防御力を高めないといけません。
 そのためによく使われるのが、「玉屏風散」という漢方薬です。「黄耆(オウギ)」という生薬が多く含まれ、体の防御力を強めてくれます。本格的な花粉症の季節が来る前に、予防の段階から本格的な花粉症のシーズンまで、長期に渡って使える「衛益顆粒」がまず第一にお薦めの漢方薬とります。

 その他、免疫調整をしてくれる「シベリア霊芝」や、さらさらした鼻水がすーっと降りてくるようなときには、「小青竜湯」がお薦めになります。

 漢方薬は、鍼灸と同様に、この症状だからこの漢方薬!というよりは、体全体を診ていくことが大切になります。同じ花粉症という症状でも、患者様の状況によっては変わることもありますので、お気軽にご相談ください。

 ただいま、コロナ禍における様々な症状でのご相談が多くありまして、鍼灸のご予約が取りにくい状況ではありますが、恐れ入りますが、繰り返しお電話やご予約のご連絡をいただけたらと思います。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

https://genpoudou.com/category/one-point-curing-advice/

感染防止対策について

日本鍼灸師会の感染防止対策を実施

 源保堂鍼灸院が所属している日本鍼灸師会では、感染防止対策のチェックリストを作成しております。

 ただいま当院では、その感染防止対策チェックリストを元にした対策をしております。

 これからも、皆様が安心してご来院できるように努めてまいります。

 ※ご予約(キャンセルや時間変更がないようになど)やご来院(時間通りにご来院いただくことなど)のことで、患者様にもご協力を求める場面があります。ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。

 鍼灸院は医療機関であります。
 そして、医療は皆様の健康のためにあります。
 このような状況になって、皆様のご健康に寄りそう鍼灸や東洋医学が求められていると思います。

 源保堂鍼灸院は、皆様の健康のとまり木、そして総合的な東洋医学のケアとして、これからも研鑽を続けていく所存でおります。

 鍼灸院は、病院ではカバーしきれない日常生活の不調の相談にのるところです。

 いわば、“かかりつけ鍼灸院”です。

 患者様、ご家族の方のための医療機関として、源保堂鍼灸院はこの時期もしっかりと皆様のサポートをしてまいりたいと思います。 

具体的な当院の感染症対策

  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する
  • 国の接触アプリを活用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

 ただいまみなさまには、ご予約の日時を2週間以内くらいのものにしていただいております。
 といいますのは、医療機関といえども、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
 ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

 また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
 安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

回数券に関して

 回数券は、緊急事態宣言がありましても、有効期限の延長などはしておりません。

 また、これまで回数券の有効期限は1年でしたが、過去三回の緊急事態宣言を振り返って熟慮した結果、今後は回数券の有効期限を3か月にさせていただきます。 
 
 これまで回数券があるからいらしていた方にとっては大変申し訳なく感じておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 尚、現在お持ちいただいている回数券に関しては、そこに記載されている有効期限で承りますので、その期限までにお越しいただけたらと思います。

感染予防のために、みなさまにはご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。

源保堂鍼灸院・薬戸金堂

東京都渋谷区神宮前4-17-3
アークアトリウム101
TEL.03-3401-8125

Column 2

東洋医学・中医学といえば
東京の表参道の
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皆様のご健康、充実した楽しい人生のため
お気軽にご相談ください

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