大雄山
かつて滝行したところ
曹洞宗の修行寺
小田原から大雄山線に乗って21分すると終点の大雄山駅に。
そしてそこからバスで15分くらいすると、大雄山・最乗寺というお寺がある。ここは曹洞宗の祈祷寺として有名である。
以前『鍼たま』のほうで、高尾山の薬王院を紹介したが、そこと同じようにこの最乗寺も天狗のお寺としても知られている。杉の木立が立ち並ぶ山の中なので、天狗が出てもおかしくないという気もする。この最乗寺では1月の27、28日が大祭であるが、平日はなかなか時間が取れないので、その週の日曜日に行くことにしている。この時期にこのお寺に来初めてもう何年経つだろうか。大学受験に失敗した頃だから、かれこれ15年以上経つのだろうか・・・。
最乗寺の奥の院には十一面観世音菩薩様が祀られている。このお寺を建てるときに力になった道了さんという方がいるが、この方は十一面観世音菩薩様の化身とも、天狗の化身とも言われており、現在でもこの山を守護し、そしてここを訪れる人々を救うためにこの山にいるといわれている・・・。
奥の院までの最後の一直線に伸びる石段がある。この階段はとても急で、そして長い。この毎年の参拝の時期、今年の一年を占う気持ちでこの階段を登る。途中息切れするときは、夏バテするのかな・・・とか、最後の10段くらいで息が切れるときは、なんとか年末を乗り切るのかな・・とか。
今年は早足で登り、途中ペースが少し落ちたものの、気持ちよく上まで登ることができた。今年一年は、元気に歩いていけそうだ。
皆様も小田原方面に行く機会がありましたら、ぜひこの大雄山・最乗寺まで足を伸ばしていただきたいと思います。
この石段を登っていただきたいと思います。きっと石段が何かを語りかけてくることでしょう・・・。
道元に関する書籍

源保堂鍼灸院・院長
瀬戸郁保 Ikuyasu Seto
鍼灸師・登録販売者・国際中医師
東洋医学・中医学にはよりよく生活するための多くの智慧があります。東洋医学・中医学をもっと多くの方に身近に感じてもらいたい、明るく楽しい毎日を送ってほしいと願っております。
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