【今週のひとこと養生訓】“おかゆでお腹を労りましょう！”2020年9月長月･第1週
『おかゆでお腹を労りましょう！』
先週は、消化不良、食欲不振、下痢、はたまた便秘などの胃腸の不調を訴える方が多かったです。
気がつけば8月も終わりになりますが、気温35度を超える猛暑日の日数は、8月としては最高記録だったようです。
これだけ暑いですから、アイスクリーム、アイスコーヒー、かき氷などなど。
熱中症になってもいけませんから、十分身体を冷すことも大切です。
しかしその一方で、1ヶ月もの間お腹を冷すものばかりを摂っていると、胃腸の機能も落ちてしまいます。
消化不良を起こして下痢をしたり、夏バテで食欲をなくしてしまったり、汗などで水分調整がままならずに便秘になったりと、それぞれに大騒ぎになっています。
これまでもこの『ひとこと養生訓』でお伝えしましたように、夏の不調は冬に響きます。
今年の冬はインフルエンザが流行ると警戒されているようですが、インフルエンザを流行らせるかどうかはウイルスの都合だけではなく、私たちの身体の免疫力にかかっているところも大きいです。
そこで、おかゆがオススメです。
おかゆはお腹を温めてくれますし、便の調子も整えてくれます。
おかゆは目的に合わせて具を変えてみるという楽しみもあります。
- 胃腸の疲れには梅干し、紫蘇、大根
- 喉の渇きには豆腐、冬瓜、トマト、卵
- 体力アップには、山芋、スッポンスープ、豚肉、鶏肉
暑いですけど、暑さで疲れている今だからこそ、おかゆでお腹の調子をしセットしてみてはいかがでしょうか？
おかゆに関する面白い本
不条理漫画で一世を風靡した吉田戦車。
かの吉田戦車がおくる『おかゆねこ』は、とても不条理でシュールであります。
頭を使わず笑いたい方。そして、意外なおかゆを試してみたい方へ。
これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから
今週のおすすめ漢方薬
健胃顆粒
健胃顆粒は、処方名が香砂六君子湯です。
香砂六君子湯は、胃腸を整える漢方薬なので、胃腸の機能が落ちているときにはオススメです。
勝湿顆粒
勝湿顆粒の処方名は、藿香正気散です。
藿香正気散は胃腸の湿気を取ってくれるはたらきがあります。
胃腸の不快感があるときはご相談下さい。
※ イスクラの製品は、ふだんは対面での漢方相談をしての販売が原則なのですが、外出がはばかれる時ですので、現在は配送も可能となっております。ただし、患者様ファーストから、やはり体や心の状況を問診いたしますので、まずはラインやメールなどでご相談下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスCOVID-19対策として
源保堂鍼灸院では、感染予防のために努めております。
具体的な当院の感染症対策
- 院内の換気を十分に行う
- 院内の消毒を十分に行う
- 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
- 3密にならないように配慮する
- 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
- スタッフはマスクを着用する
※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。
ご予約に関して
ご予約の日時に関しては、なるべく2週間以内くらいのものにしてください。
といいますのは、感染の状況によっては、政府等の政策で移動が制限されたりする可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいと思います。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。
体調を整えるための記事
新型コロナウイルスCOVID-19が出だしてから、ストレッチやツボの記事をアップしています。
これらの記事もご参考下さい。
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