【今週のひとこと養生訓】「小指節で胃腸を元気に!!」
【今週のひとこと養生訓】
「小指節で胃腸を元気に!!」2021年1月睦月・第3週
この記事のポイント
年末年始の胃腸の不調が続いている方が多いようです。とくに消化の入り口である胃の消化力はしっかりとキープしておきたいところです。胃腸に効くツボはいくつもありますが、今回は「小指節」というものをご紹介いたします。お灸をしたり、指圧をしたり、セルフケアとしてご利用ください。
胃の症状がつづく
先週の『今週のひとこと養生訓』では、゛胃腸を整えて免疫力アップ!!″というお話をいたしました。
胃腸は東洋医学では”生化の源”といって、口から取り入れた飲食物が消化され吸収される、エネルギー生産の源を意味します。
年末年始が過ぎて少し落ち着いてきたとは思いますが、まだ胃腸にかかった負担が取り切れていない方も多いようです。
緊急事態宣言が発令された中で、不自然な緊張は胃腸にも影響を与えます。
また、テレワークの推進によって、つい遅くまで仕事をしてしまって消化に負担をかけてしまうこともあるでしょう。
ということで、今週の養生訓では、胃に効果があるツボをご紹介いたします。
胃といいますと、足三里が有名なところですが、それは以前ご紹介しましたので、そちらもご参考にしていただくとして、今回は「小指節(しょうしせつ)」と呼ばれる手にあるツボです。手にあるのに胃に効果があるというのが不思議ですね。しかしツボとはそういうもので、体は経絡というもので網の目のように張り巡らされていますので、こういったことはよくあることであります。
小指節は手にあって分かりやすいので、セルフメディケーションとしても使いやすいツボです。
適度な圧で指圧したり、お灸もしても大丈夫です。
いつも鍼灸院でお話ししてますように、両方のツボを押してみて、より痛いとか、よりズーンとするとか、そういった反応があるほうを重点的にやってみてください。
胃は元気の源を作るところです。
小指節で胃の働きを改善し、流行り病に負けないようにしていきましょう!
足三里を取り扱った記事をリンクしておきますので、小指節とともに使ってみてください。
オススメの漢方薬
今週のオススメ漢方薬・漢方レメディは、前回と同様に胃腸の調整に役立つものになります。
先週の皆様の様子を見ていますと、晶三仙のような、消化を助けるものが合う方が特に多かったように思います。
必ずしも皆が皆同じものではありませんので、気になる方はご来院されたときや、LINEなどでご相談くださればと思います。
晶三仙は、中国では胃腸薬として昔から日常的に利用されているものです。宴会など、たくさん食べたり飲んだりするときように常備しておくことをオススメいたします。
より詳しい解説はこちらからご覧下さい。
胃腸にやさしい漢方薬・漢方レメディ
- 晶三仙
- 健胃顆粒
- 勝湿顆粒
- 補中益気湯
これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから
2021.1.7の緊急事態宣言を受けて
鍼灸院は医療機関ですので、よっぽどの要請がない限り鍼療を続けていきます。
これまで通り、またそれ以上に消毒などの感染症対策に気を配ってまいります。
ご予約時間ちょうどのご来院など、患者様にもご協力を賜るところもありますが、皆様ご自身のためでもありますので、そのあたりはご賢察のほどよろしくお願いいたします。
具体的な当院の感染症対策
- 院内の換気を十分に行う
- 院内の消毒を十分に行う
- 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
- 3密にならないように配慮する
- 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
- スタッフはマスクを着用する
- 国の接触アプリを活用する
※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。
ご予約に関して
ただいまみなさまには、ご予約の日時をなるべく2週間以内くらいのものにしていただいております。
といいますのは、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。
また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。
表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/