【今週のひとこと養生訓】潤い足りていますか?

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】
「潤い、足りてますか?」 2020年10月神無月・第5週

この記事のポイント秋も終盤になって乾燥が強くなってくる季節がはじまります。二間というツボで大腸を潤しましょう。

秋も終わりに近づいています

 今年はなんとなく時間の過ぎ方が変だなぁと感じる方も多いのではないでしょうか。

 2020年年初からはじまったら新型コロナウイルスで生活環境がガラッと変わり、7月はひと月雨が降りっぱなしという長い梅雨。そしてその反動なのか8月は異常な暑さが続く。酷暑のあとに残暑も厳しく続くかと思えば急に寒さがやってきたりと、今年は一ヶ月単位で振り回されている感じがありますね。

 そんなこんなで月日が経っていくうちに、気がつけば10月も最終週。
 かつてこんなに早く時間が過ぎていく年があったかなと思いながら。

 そして、10月23日に霜降が過ぎて、いよいよ来週末(11月7日)には立冬が来て冬を迎えることになります。

 秋は「粛殺(しゅくさつ)」「収斂(しゅれん)」と言って、余分なものを切り捨てていく季節で、この秋の土用でそれを全うさせていきます。
 “切り捨てる”というと、何だか怖いイメージがしますが、不必要なものは潔く捨てていくことも大きな順環の中では大切な作用になります。

大腸の潤いを

 飲食物は口から入り、食道や胃を通って最終的には外に出されます。
 その最後のところが大腸です。

 そういった意味では、大腸は最後のデトックスの関門でもありますから、上述しましたように、「収斂」「粛殺」という面と関係があります。秋の季節は、五臓でいえば肺で、その表裏関係にあるのが大腸になっていることからも分るかと思います。

 大腸の潤いは、体の潤いとも関係してきます。
 そこで、大腸の潤いを整えるツボを使って、体の潤いも取り戻してみてはいかがでしょうか。

 今週ご紹介するツボは、大腸につながる経絡にある「二間(じかん)」です。
 「二間」は、人差し指の付け根のところにあるツボです。ここにお灸をするのも良いですし、気持ちよく指圧するのも良いかと思います。
 皮膚がかさついたり、便の出が悪い場合などにも有効ですので、どうぞお試し下さいませ。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

今週のおすすめ漢方レメディ

星火亀鹿仙

 乾燥対策の一つに、「腎脂(じんし)」という皮脂の分泌が大切になります。この「腎脂」とは、文字通り“腎から出てくる脂”ということになりますが、生命力の基になる腎気、先天之気とも関係してきます。この腎脂が常にほどよく出ていればかさつきは少ないのですが、体質や年齢、身体のバランスの不調によってなかなか自分では出せないときもあります。
 星火亀鹿仙は、古来より腎の気を補助すると考えられている亀の甲羅や鹿の角などが入っています。
 星火亀鹿仙は、女性によく使われる漢方レメディですが、腎気は男性も変化するものなので、症状や体質によっては男性にも活用してもらうことがあります。

 お試しに一本からでもご購入はできますので、乾燥が強いと感じている方はお気軽にお尋ねください。

イスクラ産業の星火亀鹿仙(C)イスクラの漢方薬は表参道の薬戸金堂・源保堂鍼灸院へ

※ イスクラの製品は、ふだんは対面での漢方相談をしての販売が原則なのですが、外出がはばかれる時ですので、現在は配送も可能となっております。ただし、患者様ファーストから、やはり体や心の状況を問診いたしますので、まずはラインやメールなどでご相談下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスCOVID-19対策として

源保堂鍼灸院では、感染予防のために努めております。

具体的な当院の感染症対策
  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ご予約の日時に関しては、なるべく2週間以内くらいのものにしてください。
といいますのは、感染の状況によっては、政府等の政策で移動が制限されたりする可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいと思います。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/

ご予約はこちらから

瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

源保堂鍼灸院の院長をしています。

“人生を楽しく過ごすこと” 、これが東洋医学の根幹にあります。
つらい症状で人生までもが暗くならないよう、豊かな人生のためのご相談にのれたらと願っています。

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