【今週のひとこと養生訓】「マスクストレスを発散!!」2021年9月長月・第3週
【今週のひとこと養生訓】
「マスクストレスを発散!!」2021年9月長月・第3週

この記事のポイント
秋は肺の季節。肺は呼吸の要です。しかしマスクがありますね。もちろん感染症対策には必須アイテムです。でも、それで酸素不足になっては体調を崩して本末転倒です。このマスクストレスを解消するツボをご紹介いたします。
マスクストレスというストレス
 この1,2週間、体に熱がこもってうまく発散できない方が多くありました。手足などがほてったり、なんだか胸のあたりが熱い感じがするなど、熱のこもりを訴える方があります。
 この原因の一つは残暑ではあります。
 涼しくなってきたところに暑い日がありますと、これはこれで暑さが堪えてきます。
 しかし、それだけではありません。
 マスクによるストレス・・・。
 マスクをしていると知らず知らずに酸欠になります。
 新型コロナウイルスに感染しないような気配りをしながら、かつマスクによる酸欠にも注意しなくてはいけません。
 わたくしめも鍼療中はかなり集中しますので、酸欠になるのがよくわかります。
 最近は鍼療後の総括をするときに言葉もとっさに出ないことも・・・。
 脳はたくさんの情報を処理しており、零コンマ何秒の先を読んで思考しているそうですが、こういうちょっとしたズレが重なると、日常生活では大きなミスにつながります。
 マスクによるストレス、酸欠は解消したいところですね。
立命というツボ
 鼻の真横の少し下に、「立命」というツボがあります。
 このツボは鼻詰まりのときなどにも使うツボなのですが、鼻の通りを良くしたり、頭への酸素供給を増してくれると簿でもあります。また、「立命」という名前からもわかるように、“命を立てる”、つまり意識をはっきりさせるツボでもあります。

 立命穴を使って、酸素不足でぼーっとしてしまう頭をすっきりさせてみてください。
 新型コロナウイルスがいつ収束するのか・・・不安
 マスクをするのがとにかく嫌・・・不快
 頭がぼーっとしてうまく考えがまとまらない・・・不機嫌
 などなどありますが、立命を押してみてくださいね。
関連記事
 先日、ウェザーニュースのウェッブ版でツボの監修をしました。
 「暑さで寝苦しい夜の寝つきをよくするツボ」ではありますが、ここに挙げました「身柱」は気分を落ち着かせるツボでもあります。不快感が溜まっているときは、こういったところも撫でさすってみてくださいね。
暑さで寝苦しい夜でも
寝つきをよくするツボ
ウェザーニュース監修記事
おすすめの漢方薬・漢方レメディ
- 麦味参顆粒
 - 香ロゼア
 - 心脾顆粒
など 
 新型コロナウイルスのワクチン接種も進んでおります。
 1回目、2回目と、それぞれに副反応が出ている方も出てきております。
 こういった症例を観ながら、東洋医学的にどうしてこのような副反応が出るかを考察しておりまして、鍼灸、漢方薬での対処法を作っております。
 鍼灸も、漢方薬も、そして薬膳も、皆様の健康のために寄与できることがたくさんありますので、お気軽にご相談ください。
その他にハーブティーもご用意しておりますので、そちらも併せてお気軽にご相談ください。
これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから
感染防止対策について
日本鍼灸師会の感染防止対策を実施
源保堂鍼灸院が所属している日本鍼灸師会では、感染防止対策のチェックリストを作成しております。
 ただいま当院では、その感染防止対策チェックリストを元にした対策をしております。
 これからも、皆様が安心してご来院できるように努めてまいります。
 ※ご予約(キャンセルや時間変更がないようになど)やご来院(時間通りにご来院いただくことなど)のことで、患者様にもご協力を求める場面があります。ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。

 鍼灸院は医療機関であります。
 そして、医療は皆様の健康のためにあります。
 このような状況になって、皆様のご健康に寄りそう鍼灸や東洋医学が求められていると思います。
 源保堂鍼灸院は、皆様の健康のとまり木、そして総合的な東洋医学のケアとして、これからも研鑽を続けていく所存でおります。
 鍼灸院は、病院ではカバーしきれない日常生活の不調の相談にのるところです。
 いわば、“かかりつけ鍼灸院”です。
 患者様、ご家族の方のための医療機関として、源保堂鍼灸院はこの時期もしっかりと皆様のサポートをしてまいりたいと思います。 
具体的な当院の感染症対策
- 院内の換気を十分に行う
 - 院内の消毒を十分に行う
 - 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
 - 3密にならないように配慮する
 - 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
 - スタッフはマスクを着用する
 - 国の接触アプリを活用する
 
※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。
ご予約に関して
 ただいまみなさまには、ご予約の日時を2週間以内くらいのものにしていただいております。
 といいますのは、医療機関といえども、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
 ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。
 また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
 安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。
回数券に関して
 回数券は、緊急事態宣言がありましても、有効期限の延長などはしておりません。
 有効期限が近くなっている方は、ぜひともこの機会にこそ、鍼灸の真価を実感しにいらしていただきたいと思います。
 患者様の中には、会社から外に出ないように言われていたりと、先の見通しが立たない方も多いようです。また、今回の第5波は変異株がかなりはびこってきているため、予断を許しません。
 そこで、先行きがどうなるか読めず、医療機関といえどもどこまで責任を負えるかわからなため、この先長期で鍼療をお約束することが困難となっております。
 そのため、誠に申し訳ございませんが、回数券の有効期限を3か月にさせていただきます。
 過去三回の緊急事態宣言を振り返って熟慮した結果でございます。
 
 これまで回数券があるからいらしていた方にとっては大変申し訳なく感じておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 尚、現在お持ちいただいている回数券に関しては、そこに記載されている有効期限で承りますので、その期限までにお越しいただけたらと思います。
感染予防のために、みなさまにはご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
