【今週のひとこと養生訓】「土用、お腹を温めましょう!!」2021年10月神無月・第4週
【今週のひとこと養生訓】
「土用、お腹を温めましょう!!」2021年10月神無月・第4週
この記事のポイント
10月20日から秋の土用が始まります。土用は体で言えば胃腸に関係します。体の栄養をつくる最初のスタートが胃腸になります。ここから寒い季節に入っていきますので、とくにこの土用からはお腹を冷やさないように気をつけてほしいところです。
しつこく土用の大切さを
当院の『今週のひとこと養生訓』をお楽しみいただいている方の中には、「また土用の話しですか!?」と思われる方も多いのではないでしょうか?
たしかにそうなのです・・・。
その印象は当たっています。
と言いますのは・・・
今年はとにかく、しつこくしつこく、土用の大切さを伝えていこうと意識したのであります。
耳にタコができても、それでもやはり土用は大切ですから。
体の真ん中にある土
土用の「土」とは、体では胃腸のことを指します。
胃腸は体の真ん中にあり、口から取り入れたものはすべてここで一次処理、つまり消化という処理を受けます。これがないと、いくら質のいいものを食べても栄養にはなっていきません。
また、体の真ん中にあるということは、四方八方にエネルギーを送るという位置にあるということでもあります。だてに胃腸は体の真ん中にあるのではなく、体を動かすエネルギーを効率よく行き渡らせるために真ん中に位置するようになったとも言えるわけです。
土用には”土”という字があるように、地面も意味します。
私達が食べている野菜などは、土の中から生えてきます。
そして、あらゆるものは“土に還る”とも言われます。
これは、土、地面というものが生きている私たちの母体になるということでもあり、そこから“母なる大地”という言葉も生まれてきました。
繰り返しになりますが、土に配当される胃腸は体の栄養の入り口である母のような存在。
胃腸を大切に、秋の土用をお楽しみください。
秋の土用に気をつけたいポイント
- とにかくお腹を冷やさないように!
- 冷えたときにはカイロで温めましょう!
- 腹巻もおすすめです!
おすすめの漢方薬・漢方レメディ
- 晶三仙
- 勝湿顆粒
- 健胃顆粒
- 健脾顆粒
- 心脾顆粒
など
晶三仙は、もともと名前を焦三仙といいます。
晶三仙には炭水化物の消化によい麦芽、タンパク質や脂肪の消化によい山楂子、そして発酵食品から作られる神麴が含まれており、中国では昔から消化機能を助けてくれる漢方薬として幅広く利用されています。
胃腸を助けてくれる漢方薬は他にもありますので、必要を感じる方はご来院時にお気軽にご相談ください。
これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから
https://genpoudou.com/category/one-point-curing-advice/
感染防止対策について
日本鍼灸師会の感染防止対策を実施
源保堂鍼灸院が所属している日本鍼灸師会では、感染防止対策のチェックリストを作成しております。
ただいま当院では、その感染防止対策チェックリストを元にした対策をしております。
これからも、皆様が安心してご来院できるように努めてまいります。
※ご予約(キャンセルや時間変更がないようになど)やご来院(時間通りにご来院いただくことなど)のことで、患者様にもご協力を求める場面があります。ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
鍼灸院は医療機関であります。
そして、医療は皆様の健康のためにあります。
このような状況になって、皆様のご健康に寄りそう鍼灸や東洋医学が求められていると思います。
源保堂鍼灸院は、皆様の健康のとまり木、そして総合的な東洋医学のケアとして、これからも研鑽を続けていく所存でおります。
鍼灸院は、病院ではカバーしきれない日常生活の不調の相談にのるところです。
いわば、“かかりつけ鍼灸院”です。
患者様、ご家族の方のための医療機関として、源保堂鍼灸院はこの時期もしっかりと皆様のサポートをしてまいりたいと思います。
具体的な当院の感染症対策
- 院内の換気を十分に行う
- 院内の消毒を十分に行う
- 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
- 3密にならないように配慮する
- 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
- スタッフはマスクを着用する
- 国の接触アプリを活用する
※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。
ご予約に関して
ただいまみなさまには、ご予約の日時を2週間以内くらいのものにしていただいております。
といいますのは、医療機関といえども、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。
また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。
回数券に関して
回数券は、緊急事態宣言がありましても、有効期限の延長などはしておりません。
有効期限が近くなっている方は、ぜひともこの機会にこそ、鍼灸の真価を実感しにいらしていただきたいと思います。
患者様の中には、会社から外に出ないように言われていたりと、先の見通しが立たない方も多いようです。また、今回の第5波は変異株がかなりはびこってきているため、予断を許しません。
そこで、先行きがどうなるか読めず、医療機関といえどもどこまで責任を負えるかわからなため、この先長期で鍼療をお約束することが困難となっております。
そのため、誠に申し訳ございませんが、回数券の有効期限を3か月にさせていただきます。
過去三回の緊急事態宣言を振り返って熟慮した結果でございます。
これまで回数券があるからいらしていた方にとっては大変申し訳なく感じておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
尚、現在お持ちいただいている回数券に関しては、そこに記載されている有効期限で承りますので、その期限までにお越しいただけたらと思います。
感染予防のために、みなさまにはご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。