【今週のひとこと養生訓】『小豆で無病息災!!』

【今週のひとこと養生訓】
小豆で無病息災!!
小豆のチカラ
古来より小豆にはとても不思議な力があると考えられていました。
鏡開きにぜんざいを食べたり、小正月に小豆粥を食べたりと、季節の節目には小豆がよく使われます。
小豆の色は独特な朱色で、“小豆色”と、そのまま小豆の名称が使われるくらい他にはない色であります。古来よりこの朱色から、そして、豆のもつ生命力の強さも併せて、小豆には霊力があると思われていたようで、そこから魔除け、厄除けとして、とくに体調を崩しやすい季節の変わり目には様々な場面で使われてきたわけです。
まめに暮らす
また、日本は言霊のさきわう国と言われるように、言葉にも霊力があると考えられていたわけですが、「まめまめしい」「まめにくらす」など、“まめ”という名称にも、古代の人々は、なにか特別な意味を込めていたのかもしれません。
栄養学的な観点から
次に、現代栄養学の観点から見てみましょう。
まず初めに、小豆も豆ですから、植物性のタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質の含有量からいくと、大豆に匹敵する量が含まれています。
さらにビタミンで見てみますと、小豆にはビタミンB1が多く、次にB2も多く含まれています。さらに、脳神経を助けるナイアシンや、若返りビタミンとも言われるビタミンEも含まれています。
これだけでも十分健康な食材ですが、利尿作用のあるカリウムや、腸を刺激し、コレステロールの減少に期待されるサポニンも含まれています。
小さな巨人
以上のことを考えますと、小豆はまさに“小さな巨人”と言えますね。
古代の人は、現代栄養学的なことは全く知らなかったはずですが、その造形や色、そして食べてきた長い経験から、小豆には並々ならない力があると直感していたのでしょう。
寒さが続き、季節の変わり目も加わるこの時期に、古来の人々に想いを馳せながら、小豆ぜんざいや小豆粥を召し上げってみてはいかがでしょうか。
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源保堂鍼灸院・院長
瀬戸郁保 Ikuyasu Seto
鍼灸師・登録販売者・国際中医師
東洋遊人会・会長/日本中医会・会長/東洋脉診の会・会長
東洋医学・中医学にはよりよく生活するための多くの智慧があります。東洋医学・中医学をもっと多くの方に身近に感じてもらいたい、明るく楽しい毎日を送ってほしいと願っております。







