【今週のひとこと養生訓】「おなかの冷えにご用心!!」2021年9月長月・第1週

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】
「おなかの冷えにご用心!!」2021年9月長月・第1週

この記事のポイント
8月の終わりとともに、秋らしさを感じる日が増えてくる今日この頃です。この時期は季節の変わり目のなかでも、大きな試練の時。無事に過ごすことでその後に続く冬も過ごしやすくなります。夏のイメージのままで過ごしていると胃腸を壊すことも増えてきますのでご注意ください。

お腹を壊しがちな季節です

 残暑の上をゆく“猛残暑”。

 ここ数年は“9月がない”といわれるくらい、いつまでも暑い9月です。
 今年は少しやわらぎそうではありますが、それでもやはり残暑ですね。

 しかし、暦をみていきますと、9月はもう秋半ばになります。
 気がつくと、夕方が早くやってくる感じが実感できると思いますし、セミの鳴き声もだいぶ落ち着いてくる頃です。

 といっても、まだ残暑がありますから、これまでの延長で冷たいものを食べたり飲んだり、夜はお腹を出して寝ている、なんてことを続けている方も多いのではないでしょうか。

 季節は秋、でも生活は夏。

 このような状況にある方が多いのか、お腹を壊している方が多いです。

 胃の消化力が弱っている方や、小腸の吸収力が疲れている方など、そのパターンはそれぞれなのですが、一様にお腹を壊すということは共通しているようです。

 そろそろ“秋”をイメージして、夏から秋へのシフトチェンジをしていただきたいなと思います。

自分の身体を可愛がってください

 お腹を壊す、いわゆる“胃腸カゼ”というものがあります。

 こういった不調から免疫力が下がり、本当のカゼに移行してしまうことも多くあります。

 現在、新型コロナウイルスの感染症が衰えを見せておりませんので、ちょっとした不調も見過ごすことは出来ないと思います。自分でできることは、自分の体を労わってあげることです。“労わる”というと、なんだか古めかしい感じがするかもしれません。

 そこで、“労わる”という言葉ではなく、”愛おしむ”、“かわいがる”、“目をかけてあげる”、そんな言葉に言いかえてみてはいかがでしょうか。自分の命を大切にすることは、自分を助けるだけではなく、周りを明るく照らしてくれることです。

 とくにここは季節の変わり目です。

 養生を通して、ぜひとも自分の身体を愛おしんでほしいと思います。

  1. 冷たいものはここから控えめに
  2. 甘いものも控えめに
  3. 寝るときはエアコンの調整を
  4. 寝冷えをしないように腹巻などで工夫を

おすすめの漢方薬・漢方レメディ

  • 勝湿顆粒
  • 麦味参顆粒
  • 補中丸(補中益気湯)
  • 健脾散顆粒
  • 健胃散顆粒
  • 板藍茶
    など

 新型コロナウイルスのワクチン接種も進んでおります。
 1回目、2回目と、それぞれに副反応が出ている方も出てきております。

 こういった症例を観ながら、東洋医学的にどうしてこのような副反応が出るかを考察しておりまして、鍼灸、漢方薬での対処法を作っております。

 鍼灸も、漢方薬も、そして薬膳も、皆様の健康のために寄与できることがたくさんありますので、お気軽にご相談ください。

 その他にハーブティーもご用意しておりますので、そちらも併せてお気軽にご相談ください。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

感染防止対策について

日本鍼灸師会の感染防止対策を実施

 源保堂鍼灸院が所属している日本鍼灸師会では、感染防止対策のチェックリストを作成しております。

 ただいま当院では、その感染防止対策チェックリストを元にした対策をしております。

 これからも、皆様が安心してご来院できるように努めてまいります。

 ※ご予約(キャンセルや時間変更がないようになど)やご来院(時間通りにご来院いただくことなど)のことで、患者様にもご協力を求める場面があります。ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。

 鍼灸院は医療機関であります。
 そして、医療は皆様の健康のためにあります。
 このような状況になって、皆様のご健康に寄りそう鍼灸や東洋医学が求められていると思います。

 源保堂鍼灸院は、皆様の健康のとまり木、そして総合的な東洋医学のケアとして、これからも研鑽を続けていく所存でおります。

 鍼灸院は、病院ではカバーしきれない日常生活の不調の相談にのるところです。

 いわば、“かかりつけ鍼灸院”です。

 患者様、ご家族の方のための医療機関として、源保堂鍼灸院はこの時期もしっかりと皆様のサポートをしてまいりたいと思います。 

具体的な当院の感染症対策

  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する
  • 国の接触アプリを活用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

 ただいまみなさまには、ご予約の日時を2週間以内くらいのものにしていただいております。
 といいますのは、医療機関といえども、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
 ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

 また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
 安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

回数券に関して

 回数券は、緊急事態宣言がありましても、有効期限の延長などはしておりません。
 有効期限が近くなっている方は、ぜひともこの機会にこそ、鍼灸の真価を実感しにいらしていただきたいと思います。

 患者様の中には、会社から外に出ないように言われていたりと、先の見通しが立たない方も多いようです。また、今回の第5波は変異株がかなりはびこってきているため、予断を許しません。

 そこで、先行きがどうなるか読めず、医療機関といえどもどこまで責任を負えるかわからなため、この先長期で鍼療をお約束することが困難となっております。

 そのため、誠に申し訳ございませんが、回数券の有効期限を3か月にさせていただきます

 過去三回の緊急事態宣言を振り返って熟慮した結果でございます。
 
 これまで回数券があるからいらしていた方にとっては大変申し訳なく感じておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 尚、現在お持ちいただいている回数券に関しては、そこに記載されている有効期限で承りますので、その期限までにお越しいただけたらと思います。

感染予防のために、みなさまにはご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。

これまでの『ブログ・鍼たま』の記事

瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

源保堂鍼灸院の院長をしています。

“人生を楽しく過ごすこと” 、これが東洋医学の根幹にあります。
つらい症状で人生までもが暗くならないよう、豊かな人生のためのご相談にのれたらと願っています。

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