【今週のひとこと養生訓】“しっかり寝ましょう!” 2020年8月葉月・第4週

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】2020年8月葉月・第4週8月17日~22日

この記事のポイント睡眠不足は体調を崩す原因になります。適宜冷房をかけたり、昼寝もしたりと睡眠はしっかり取ってください。

漢方相談もできる鍼灸院がおくる今週のひとこと養生(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

『しっかり寝ましょう!!』

工夫をしながらの睡眠

先週は熱帯夜がつづき、寝不足を訴える方が多くありました。
また、寝不足が続いてしまい、自律神経のバランスを崩している方も見受けられました。

先週の『ひとこと養生訓』では、寝冷えに気をつけましょうと書きましたが、しかし、この暑い日々に冷房無しで寝るのは困難です。
睡眠不足になって体調を崩してしまうことを考えると、眠りやすい環境を整えておくことが大事になります。

そこで、冷房をかけることは辞さないわけでありますが、そのぶん、身体が冷えて目が覚めたとき用に軽めの布団などは用意しておくとか、扇風機を使うにしても、直接風に当たらないように、壁に当てて風の勢いを弱めるようにするなど、冷えすぎないような工夫もしつつ、という心がけでいてほしいと思います。

昼寝の時間も

しかし、それでもやはり夏の夜は暑くて目が醒めやすいもの。

それをどこかで補う必要があります。

そこでオススメなのが、昼寝です。

科学的な実験でも、昼寝には脳を活性化する効用があることも証明されています。
在宅勤務やテレワークのなかでは、目に映る環境も変りませんので、どうも単調になりがちです。
こうなると、どこかで息抜きも必要になってきます。
そして、熱帯夜つづきでの寝不足で眠くなってくることもあるかと思います。
こんなときは、抗わずに素直に昼寝してしまうのも効果的な手の一つです。

しかし、くれぐれも寝過ぎには注意です。
あくまで昼寝ですから、本格的な睡眠になってしまうと夜の眠りに影響が出てしまいます。

そこで、昼寝は20分くらいに留めておきましょう。
一説には、昼寝の前にコーヒーを飲んでおくと目覚めが良く、切り替えが早くなるとも。

これだけ暑いと、心身ともに疲れるのは当然です。
疲れを癒やす昼寝を許容し、生活の効率を取り戻してみてはいかがでしょうか。

昼寝の記事

以前、『ウェザーニュース』上でお話しした昼寝の記事です。
よろしければご活用下さい。

ウェザー過去記事へ

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

今週のおすすめ漢方薬

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

酸棗仁湯のなかにメインとして入っている生薬が、「酸棗仁」です。
酸棗仁は、睡眠を誘う代表的な漢方生薬です。
寝る前に飲んでおくと、心地よい睡魔がやってきますので、そのタイミングで必ず寝に入って下さい。

心脾顆粒

心脾顆粒は、精神を緩めてくれる漢方薬です。
気持ちの昂ぶりを抑え、ストレスを軽減してくれます。
この心脾顆粒にも酸棗仁が含まれていますので、眠りによい作用があります。
心脾顆粒の基になっている漢方薬は、帰脾湯です。

心脾顆粒について 

温胆湯

温胆湯は、身体にたまった湿気を取るのが主な作用ですが、精神的なストレスを和らげる効果もあるため、眠りに対しても効果的です。
イスクラの温胆湯のパッケージは、眠りに関係するといわれている幻獣バクのイラストが入っています。

※ どの漢方薬が合うかどうかは、体質などの見極めが大切になります。もし睡眠の質を良くするために、漢方薬が必要だと思われる方は、院長や薬膳部長にお声がけ下さいませ。

※ イスクラの製品は、ふだんは対面での漢方相談をしての販売が原則なのですが、外出がはばかれる時ですので、現在は配送も可能となっております。ただし、患者様ファーストから、やはり体や心の状況を問診いたしますので、まずはラインやメールなどでご相談下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスCOVID-19対策として

源保堂鍼灸院では、感染予防のために努めております。

具体的な当院の感染症対策
  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ご予約の日時に関しては、なるべく2週間以内くらいのものにしてください。
といいますのは、感染の状況によっては、政府等の政策で移動が制限されたりする可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいと思います。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

体調を整えるための記事

新型コロナウイルスCOVID-19が出だしてから、ストレッチやツボの記事をアップしています。
これらの記事もご参考下さい。






 

(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/

ご予約はこちらから

瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

源保堂鍼灸院の院長をしています。

“人生を楽しく過ごすこと” 、これが東洋医学の根幹にあります。
つらい症状で人生までもが暗くならないよう、豊かな人生のためのご相談にのれたらと願っています。

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