【今週のひとこと養生訓】その腰痛、“腎虚”かも!? 2020年11月霜月・第3週

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】
「その腰痛、“腎虚”かも!?」

 この記事のポイント
冬は寒さで体も強ばりがち。さらに腎が弱くなって腎虚による腰痛も増えてきます。

寒さが増してきて・・・

 11月も半ばを過ぎますと、かなり寒い日も出てきます。
 先週は、日中はまだ陽が出てくれば暖かくもなりますが、朝夕は空気が冬を感じるときもありました。
 表参道のメインの通りも、木々が少しずつ色づき、落ち葉も多くなってきております。
 神宮外苑のいちょう並木も、そろそろ見応えのある季節になってきます。ここ1,2年はイチョウの色づきがよくなかったので、今年はきれいに色づいていることを期待して散歩に出かけたいなと思っております。

腎の季節で腰痛にも

 先週は腰を痛めている方が多かったです。

 急にぎっくり腰になった方や、ゴルフにいったところ、通常どおりのプレーをしたけど腰にきてしまったとか、ラジオ体操をしていたら腰に響くなど、その状況は様々でありますが、不調が起きているところは“腰”が多かったようです。

先週の今週のひとこと養生訓では、“冬は腎の季節”というお話をしました(詳しくは下のリンク左記を参照してください)。

2020年11月第2週の今週のひとこと養生訓

 先週はざっくりと“冬は腎の季節”とお伝えしましたが、実はそれだけではありません。東洋医学では、そこからさらに腎の概念を拡げて、腎と体のどこがつながっているかを解き明かしています。この分類によって、どこに影響が出るかということも分析することができます。

 その部位は、今後お話しを重ねてまいりますが、
 本日お伝えしたいのは、“腰は腎”ということ。

 腰痛は冷えや過度な負荷によって傷めたり、内臓の疲れなどで起きることもあります。またその傷める部位も、筋肉や腱、骨、そしてそれらがいくつか重なっていたりと、そう単純ではない経過で痛みを発することになります。

 症状は「腰痛」であっても、それがどこから起きているかをより細かく分析していくわけですが、腰の痛みがあった場合は、先ずは“腰は腎”ということをひとつの指標として体の状況を観ていきます。

 “腰が痛いなぁ”というときは、とくに腎と関係が深いこの冬という季節は、もしかしたら腎のエネルギー不足からきている可能性もあります。
 また、なかなか治らない腰痛も、腎の不調からきている可能性があります。いつもだったらすぐに治っているような腰痛が、なかなか治らず長引いている場合は早めに腎のエネルギーを回復したいところであります。

腎からくる腰痛の対策

  • 体、とくに腰を冷えないようにしましょう

  • 睡眠を十分に取りましょう

  • エビは腎を補う食材です

補腎強化月間に

 今年は、ほんとうに様々な業界に影響が出たと思います。その対応に追われてへとへとになっている方や、この先どうしたらいいのか不安に駆られている方など、精神的な疲労が現在も続いている一年です。
 こういったときは、腎を浪費しやすくあります。
 今月は立冬を迎えて冬に突入しました。腎の季節に入りましたので、「補腎強化月間」と称しまして、腎のお話しを続けてみたいと思っています。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

今週のおすすめ漢方

参馬補腎丸

参馬補腎丸の特徴

「イスクラ参馬補腎丸」は、13種類の動物性・植物性生薬を配合し丸剤としたもので、虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症の場合の滋養強壮を目的としております。

参馬補腎丸の効能・効果

次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症

※ イスクラの製品は、ふだんは対面での漢方相談をしての販売が原則なのですが、外出がはばかれる時ですので、現在は配送も可能となっております。ただし、患者様ファーストから、やはり体や心の状況を問診いたしますので、まずはラインやメールなどでご相談下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスCOVID-19対策として

源保堂鍼灸院では、感染予防のために努めております。

具体的な当院の感染症対策
  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する
  • 国の接触アプリを活用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ご予約の日時に関しては、なるべく2週間以内くらいのものにしてください。
といいますのは、感染の状況によっては、政府等の政策で移動が制限されたりする可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいと思います。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

(C)肩こり・腰痛・寝違い・頭痛・生理痛など源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

表参道・青山・源保堂鍼灸院
Tel. 03-3401-8125
https://genpoudou.com/

ご予約はこちらから

瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

源保堂鍼灸院の院長をしています。

“人生を楽しく過ごすこと” 、これが東洋医学の根幹にあります。
つらい症状で人生までもが暗くならないよう、豊かな人生のためのご相談にのれたらと願っています。

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