映画『単騎、千里を走る。』
映画で中国を感じるのも

昨日は久々の完全休日であった。治療院の休みは日曜日と祝日だが、日曜日は研究会や四国出張を絡めたりするので、実質休んでないことが多い。特に1月後半から先週の日曜日までは研究会が続いていた。 久々の休日で何をしようかと思ったのだが、どうしても治療院が気になってしまい、掃除や整理に出かけてしまう。 しかし朝の10時を回った頃に、ふと映画を見に行きたくなった。お茶を飲みながら一息つき、ネットで見たい映画を検索し時間を確かめる。そして渋谷へ向かった。 目的の映画は高倉健主演の『単騎、千里を走る。』というもの。開演10分前くらいに着いたので、もういっぱいかなと思ったら、そうでもなかった。日曜日の映画館としては寂しい感じもしたが、自分としては席を選べるので良かった。周りを見渡すと年配の方が多かった。 映画のテーマは親子の葛藤と邂逅、そして旅先での出会いというものだった。親子というものは難しいもので、なかなか理想のように仲良くとはいき難い。分かち合えそうで分かち合えない・・・。血が通っているからこそ葛藤も生まれるのかも知れない。儒教の創始者である孔子は親への恩や礼を強く唱えたが、素直に出来ないからこそこういうことを強く唱えたのかもしれない。映画を見ながら、自分自身に対しても家族についての問いかけがやってくる・・・。そして高倉健の表情が醸し出す雰囲気が奥の深い情感を伝えてくれる。 中国の壮大な景色や、昔よりも自由に観光できるようになった新しい中国の一面なども見ることが出来るとてもいい映画でした。 健さんに会いたい方、泣きたい方、中国に興味のある方はぜひ映画館へ・・・。

源保堂鍼灸院・院長
瀬戸郁保 Ikuyasu Seto
鍼灸師・登録販売者・国際中医師
東洋医学・中医学にはよりよく生活するための多くの智慧があります。東洋医学・中医学をもっと多くの方に身近に感じてもらいたい、明るく楽しい毎日を送ってほしいと願っております。
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