歴史の勉強
研究会での発表
今年の4月ごろから研究会で発表をすることになった。普通2回くらいなのだが、どういうわけか5回連続の発表という試練をいただいてしまった。何をテーマにするか、いろいろな切り口はあるのだが、5回ということを考えると、5回通したシリーズのようなものがいいなと思った。そこで発表の題名を『中国史・中国医家スーパー列伝』というものにした。中国の歴史の中で、東洋医学がどのように発展してきたのか、各時代ごとの政治、文化的背景の中で、東洋医学はどのような役割をし、どのように発展してきたのかを捉えたいと思っている。中国の歴史は王朝の推移を追っていくだけでも困難ではあるが、一時代一時代紐解いていこうと考えている。
中国の長い歴史の中で、東洋医学を継承・発展していった医家がキラ星のごとくその時代その時代に出現している。古くは扁鵲、倉公、そして『三国志』にも出てくる華佗など・・・。こういった人々がどのような活躍をしたのか、中国史の中でどのような位置づけになるのかを考察していこうと考えている。
それにしても、他の資料に比べて中国の医家に関する資料はとても少ない。どこまで膨らめることが出来るのか、テーマを決めてまとめはじめている今の段階から、少々頭を痛めている・・・。

源保堂鍼灸院・院長
瀬戸郁保 Ikuyasu Seto
鍼灸師・登録販売者・国際中医師
東洋医学・中医学にはよりよく生活するための多くの智慧があります。東洋医学・中医学をもっと多くの方に身近に感じてもらいたい、明るく楽しい毎日を送ってほしいと願っております。
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