『みけねこ鍼灸院』

東洋医学がテーマのマンガ、ありますか？

患者様から、「東洋医学がテーマになったマンガがありますよー」というお話をうかがいました。

その方は、今までも何度かいらっしゃっていた患者様ですが、そのマンガを読むことによって、私が施術中に話していること、源保堂鍼灸院での施術の方針などがどいうものか分るようになり、かなり腑に落ちることがあったようです。

そこで私も目を通しておこうかとアマゾンで探しました。

そこで、たぶんこの本だろうというものが目に留まったわけですが、いやそれよりも、なんだこのタイトルは！

こちらの方に目が留まってしまいまして、思わずこちらを先に読んでしまいました（笑）

こんなマンガです

そのマンガがこちら･･･。

源保堂鍼灸院にいらしている方は、ご承知の方も多いかと思いますが、当院には６～７年前から三毛猫が遊びに来ます。

私よりもその三毛猫に会いに来るという患者様もおりまして、なかなかの看板娘ぶり。

というわけで、このタイトルが目に入ったならば、もうそれは読むしかありませんよね。

三毛猫と鍼灸院、全く思いもよらないであろう設定ですが、どっこい表参道にあるのですから！

みけねこ鍼灸院と言っても･･･

“みけねこ鍼灸院”と言っても、かの猫村さんのように、猫が人間に鍼をするマンガではありません。

一人のイケメン鍼灸師のところに遊びに来るノラ猫が、いろんなところに顔を出し、何をするわけでもなく人々を癒やし、それぞれのご縁を結ぶ。

もちろんイケメン鍼灸師の施術もよいようで、身体の病ではなく、心の不調であることを見抜いたりと、心身一如を地で行く鍼灸師ならではのところも。

設定としては、このマンガに登場する鍼灸院は、鍼灸院の他にカフェも併設されています。
先生は鍼灸師とカフェの店長という二つの顔をもち、珈琲を淹れ、身体を診る。
そしてそこに通う三毛猫が、来院する人々の心を癒やしていくという流れ。

鍼灸自体のことは詳しく出てくるわけではありませんが、それでもところどころに鍼灸院らしさも描かれていて、これはこれでかなり楽しめるわけです。

ネコ好きの患者さんに、お待ちいただいている間に読んでいただいたら、ほろっと泣けてきたとおっしゃっておりました。

『みけねこ鍼灸院』に出てくる鍼灸院は、山の中にあるのですが、そのためか、「先生、山奥に引っ越したりするの？」と言われたり。

いやいや、今はそんなことは考えておりませんので、大丈夫です！

でも、将来的には、薬膳部がありますので、鍼灸院併設のカフェ、レストランみたいのは是非ともやりたいですね！