【今週のひとこと養生訓】「夏に向けて汗腺をひらこう!!」2022年5月皐月・第1週
【今週のひとこと養生訓】
「夏に向けて汗腺をひらこう!!」2022年5月皐月・第1週
この記事のポイント
5月5日に立夏を迎えて、季節はいよいよ夏に入ります。先週の身体を診ていますと、まだ春先のままという方も多かったようです。このまま梅雨、夏へと向かいますと、体は夏に適応できなくなり、熱中症や夏バテになってしまいます。少し汗ばむ程度のことをして、そろそろ汗腺を開いていきましょう。
暦の上ではもう夏です
今年のゴールデンウィークは連続で10日間休める方も多いようですね。
さらに加えて、久しぶりに緊急事態宣言も、まん延防止等重点措置もないゴールデンウイーク。
屈託もなく、気持ちものびやかに過ごせるのもどれくらいぶりでしょうか。
これまでの鬱憤を晴らすがごとく、思い思いにお出かけした方も多かったと思います。
前半は雨が降って荒れたゴールデンウィークでしたが、後半は天気にも恵まれ、新緑のまぶしさがどこかうれしい日々。
こうなってきますと気をつけてほしいのが熱中症です。
暦の上ではもう夏に入りましたので、体はここから夏仕様に変わっていかなくてはなりません。
先週の鍼療では、体が夏どころかまだ春、いえ、冬のまま・・・という方もおりました。
身体は四季とともに変化をしています。
そして、その変化とともに体が動いていくこと、それが健康の秘訣でもあります。
立夏が来ましたので、ここからはもう”夏”ということを意識してお過ごしください。
汗をかけるようにしていくこと
夏になると気をつけてほしいのが熱中症です。
この5月の季節はまださわやかではありますが、気温が急上昇。
今年は特に寒暖差が激しかったので、体もまだ適応しきれないことも多いです。
このような状況ですと、汗腺が十分に機能してくれませんので、うまく放熱できなくて熱がこもってしまいます。真夏ももちろん気を付けなくてはいけませんが、この初夏の時季も、季節の変化についていきずらいがゆえにかえって熱中症になりやすくもあります。頭が痛いとか、ぼーっとするなどは、もしかしたら熱中症の初期のサインかもしれません。
地球温暖化の影響なのでしょうか、もう日本の夏は亜熱帯とも。湿度が高く、うだるような暑さとなります。夏が始まったこの時期だからこそ、少しずつ夏向けの身体にしていきたいものですね。
そこで、汗腺が開けるようにしていきましょう。
少し汗ばむくらいに散歩、ウォーキングをしてみたり、体操をしてみるのもいいでしょう。また、お風呂で汗腺トレーニングや半身浴もおすすめです。
夏の準備に汗腺をひらいていきましょう!!
熱中症予防は、この「汗出し法」で!
以前、ウェザーニュースで監修した汗腺トレーニングの記事です。
汗をかきにくいと感じている方は参考にしてみてください。
季節の養生に
各季節に起きがちな身体の不調。
その改善策をまとめたのが、『季節の不調が必ずラクになる本』です。
夏におきる熱中症についてもまとめてありますので、よろしければお手に取ってご覧ください。
熱中症・夏バテにオススメの漢方薬・漢方レメディ
- 麦味参顆粒
- 勝湿顆粒
- 香蘇散
- 五苓散
- 香西洋参
- 健脾散顆粒
- 健胃顆粒
など
熱中症や夏バテの予防になるのが麦味参顆粒です。巷では、麦味参顆粒のことを“飲む点滴”と称していることも。
その他、夏の暑さで胃腸が元気がないとか、食欲が落ちることもあるかと思いますので、そういったときは勝湿顆粒、香蘇散なども適しています。
そのときそのとき、また各個人によって体質を考える必要もありますので、漢方薬をご希望の方はお気軽にご相談ください。ご本人だけではなく、ご家族みなさまのご相談にものりますので、そのときはおっしゃってください。
新型コロナ感染防止対策について
日本鍼灸師会の感染防止対策を実施中
源保堂鍼灸院が所属している日本鍼灸師会では、感染防止対策のチェックリストを作成しております。
ただいま当院では、その感染防止対策チェックリストを元にした対策をしております。
これからも、皆様が安心してご来院できるように努めてまいります。
※ご予約(キャンセルや時間変更がないようになど)やご来院(時間通りにご来院いただくことなど)のことで、患者様にもご協力を求める場面があります。ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
鍼灸院は医療機関であります。
そして、鍼灸院は体を丈夫にしていく生活インフラであり、健康の駆け込み寺です。
鍼灸という医療は、皆様の健康のためにあります。
このような状況になって、よりいっそう、皆様のご健康に寄りそう鍼灸や東洋医学・中医学が求められていると思います。
源保堂鍼灸院は、皆様の健康相談ができるとまり木、そして総合的な東洋医学・中医学のケアが受けられる場であります。
鍼灸院は、病院ではカバーしきれない日常生活の不調の相談にのるところです。
いわば、源保堂鍼灸院は、“かかりつけ鍼灸院”です。
患者様、ご家族の方のための医療機関として、源保堂鍼灸院はこの時期もしっかりと皆様のサポートをしてまいります。
具体的な当院の感染症対策
- 院内の換気を十分に行う
- 院内の消毒を十分に行う
- 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
- 3密にならないように配慮する
- 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
- スタッフはマスクを着用する
- 国の接触アプリを活用する
※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。
ご予約に関して
ただいまみなさまには、ご予約の日時を2週間以内くらいのものにしていただいております。
といいますのは、医療機関といえども、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。
また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。
回数券に関して
回数券は、緊急事態宣言がありましても、有効期限の延長などはしておりません。
また、これまで回数券の有効期限は1年でしたが、過去三回の緊急事態宣言を振り返って熟慮した結果、今後は回数券の有効期限を3か月にさせていただきます。
これまで回数券があるからいらしていた方にとっては大変申し訳なく感じておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
尚、現在お持ちいただいている回数券に関しては、そこに記載されている有効期限で承りますので、その期限までにお越しいただけたらと思います。
感染予防のために、みなさまにはご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
源保堂鍼灸院・院長
瀬戸郁保 Ikuyasu Seto
鍼灸師・登録販売者・国際中医師
東洋医学・中医学にはよりよく生活するための多くの智慧があります。東洋医学・中医学をもっと多くの方に身近に感じてもらいたい、明るく楽しい毎日を送ってほしいと願っております。
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