【今週のひとこと養生訓】2020年4月卯月・第3週
【今週のひとこと養生訓】2020年4月卯月・第3週 4月13日~18日
『未病先防!座りすぎは胃腸を弱らせます!』
新型コロナウイルスの影響が本格的になってきています。
しかし、ここはクラスター対策班が示す、「接触8割減」は積極的に実行していきたいところです。
苦しいかもしれませんが、ここをこの数字しのげば、なんとか1ヶ月で感染者数の増加を食い止めることが出来るのですから。
前回は、“ずっと寝ていると肺を傷める”というお話をしました。
[clink url=”https://genpoudou.com/week-health-point-2020-april-2/”]
今回は、座っている姿勢です。
在宅勤務、テレワークでずっと座っている方が急増。
この間いらした患者さんとお話ししていたら、なんと、その方はぶっ通しで12時間も仕事をしていたとか!?
いや、まぁ、それはそうです、お仕事ですから、手抜きはしてはいけないと思います・・・。
でも、でも、でも、ですよ、12時間座りっぱなしは危険すぎますよ!
と、そこまでぶっ通しではなくても、“ずっと座りすぎ”は身体には良くありません。
では、“長時間座っている”と、身体のどこが不調になるでしょうか?
答えは、この間(2020/04/6)の「今週のひと言養生訓」にも掲載した五行色体表、「五労」の中にあります。
五行 | 木 | 火 | 土 | 金 | 水 |
五臓 | 肝 | 心 | 脾 | 肺 | 腎 |
五労 | 久行 | 久視 | 久坐 | 久臥 | 久立 |
そうです、「久坐」の列ところにありますのが、「脾」です。
脾は、ざっくりいえば「胃腸」のこと、つまりは“消化力”ということになります。
座っている姿勢が長くなると、脾を病んで、胃腸が不調になります。
たとえば長時間のフライトなども座る姿勢が長くなるわけですが、その時に生じる病として、「エコノミークラス症候群」というのがあります。これなども、「久坐」によって起きた症状として説明することが出来ます。
もしかしたら、今起きている消化不良や食欲不振は、「久坐」が原因かもしれません。
慣れない在宅勤務がもう少し続くかもしれません。
体調を崩さないように、最低でも1時間に一度くらいは立ち上がりましょう。
余裕がある方は、スクワットをしたり、散歩をしてみるのもおすすめです。
もう一息、がんばっていきましょう!
今週のおすすめ漢方薬
からだのバリア機能を強くしておきたい今日この頃です。
薬戸金堂(源保堂鍼灸院併設)でおすすめしているのは、「衛益顆粒」「麦味参顆粒」「五涼華」「板藍茶」です。
現在、といっても、緊急事態宣言でどうなるか先行き不透明ではありますが、鍼灸施術の後に、サンプルで2包セットにしたものをお配りしております。
からだの外側を守ってくれるバリアを強くして、立ち向かっていきましょう!
https://drug.koganedou.jp/herbal-medicine-list/purpose/for-immunity/
お灸もしましょう!
からだのバリア機能を強くするには、お灸も大切です。
お灸が免疫力をアップすることは、科学的にも証明されてきています。
まずはこちらの記事でツボをご覧下さい。
表参道・青山・源保堂鍼灸院
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